C44-100 パラゴンレプリカ製作 左右箱の合体

昨日も気温は高かったのですが、大陸性高気圧に覆われて乾燥していましたので塗装日和でした。

塗装以外では、左右の箱の合体を行いました。普通のスピーカーでは無い工程です。

左右が分離した普通のスピーカーでは、ミリ単位の箱の大きさの誤差は問題ないです。

しかしパラゴンの場合は、特に接合部の大きさの差異は、不都合になります。

これも実は、修正に時間がかかる難しい作業です。

例えば、合板等を0.5㎜以下の寸法精度でカットしていたとしても、組み立てると1~2ミリの誤差になることがあります。

それは、合板等のそりや 膨張・収縮があるからだ思います。 

従って左右の箱を製作した場合、同じサイズのパーツで組み立てても、接合部の大きさが違い場合があるので、その修正を行います。

 

納品に向けて、養生を外して金属パーツ等の取付を始めるところです。まず合体作業です。この作業を正確に行わないと、

あとに続く、リフレクターパネルの設置等に支障がでるからです。

このようにピッタリと左右の箱を合体させます。 7個のダボで左右の箱がガッチリ連結しています。なお木目はミラーのように

左右対称です。因みにオリジナルは、連続した木目です。

このようにダボで左右の箱がズレないように連結しています。ダボの位置は、設計図で正確に決められています。

★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。