JBL メトロゴン 再現日記  5 トリビア集

今日もメトロゴンをネットで研究して分かった「ほぉー」っと思ったことを書いてみます。

●メトロゴンは、ユニット構成が非常に多いのが特徴です。

私が調べたところでは、12種類の組み合わせがありました。

それに対してパラゴンやハーツフィールドのユニットバリエーションは、極少ないです。

驚くべきは、メトロゴンがこれだけ多くのバリエーションがありながら、バッフル板は、1種類で対応していることです。

つまりこの1種類のバッフルで12種類の組み合わせが可能なのです。

H5040やH5041を使用しない構成の場合は、そこの開口部にカバーします。

また、H5040やH5041用の開口部には、LE30を取付けるアダプターもありました。

なぜ、1種類のバッフルしかないのかその理由としては、バッフル板は、上下の板等にガッチリと接着しているので、容易に入れ替えることが出来ません。従って1種類のバッフル板で対応しているようです。

しかし、D123(口径30㌢)や LE10A(口径25㌢)を装着した個体を見たことがありませんので、この小さい口径のユニットをどうやって装着するのか不明です。

 

●ユニット構成が12種類ありましたと述べました。

ウーハーとしては、130A(口径38㌢),D123(口径30㌢),D130(口径38㌢),150-4C(口径38㌢),LE10A(口径25㌢),LE15A(口径38

㌢)が使用されたようです。

これらのウーハーは、キャラクターが全く違います 。

大きい箱の容積を必要とするものもあれば、割合小さい容積の箱で鳴るものもあります。

しかしメトロゴンのバスレフダクトは、固定式でバスレフのチューニングが、出来ないように思います。

バスレフダクトは、床面に向けて開口されています。

一つ推測できることは、底板に薄い板でカバーしている箇所があり、そこで開口の大きさを調整するのかも知れません。

この点が、不明です。メトロゴンの取説が見たい。