C30 JBL ハーツフィールド(初期型)ひな型の解体  その2

数日かけて、破損しないように、解体してみました。

強固に接着剤が付いていますので解体は容易ではありません。

釘、ステープル、ビスケットなども 併用されています。

ビスケットは、便利な接合方法ですが、1950年台のJBLオリジナルには、使用されていないようです。

解体前のひな型です。外側の天板・側板・底板は取り去っています。コア部分が図面にすることが非常に

難しいのです。

これも解体前です。前のボックス正面の板は、前のオーナーが構造を見るために切り取ったそうです。

外皮を取り去ったところです。19ミリ厚の米松合板のバッフル板が露出しています。

正面ボックスの内部です。ここでも19ミリ厚の米松合板が使用されています。

更に解体が進みました。単なる板きれの状態です。

この状態であれば、単に焚き物の価値しかありませんが、ハーツフィールド 初期型のパーツとなれば、私にとっては、

宝の山です。これからサイズと角度計測です。