アメリカ旅行の回想  その4 ワシントン州・オレゴン州あれこれ

今回のアメリカ旅行は、前半がアリゾナ州、後半がオレゴン州・ワシントン州訪問の2部構成です

。同じアメリカでも全く気候が異なる土地を訪れました。

後半のオレゴン州・ワシントン州ですが、この地方は、私が、約20年以上前に訪れて以来今回で4度目です。

この地方の森林と環境の良さから当社の社名をノースウエストとしたのです。

しかしこの20年で大きく変わりました。特に人口が増加して、市街地は, 何処でも何時でも道が混雑しています。

フリーウェイ(高速道路)もロサンゼルス並みに車が多くなりました。

20年前は、のどかな地方都市という感じでしたが、人口が増え過ぎの悪影響が出ています。

アメリカの道路は、合理的な設計で、短時間に都市間移動できるという画期的な道路網でしたが、こんなにも渋滞が多いと

時間が掛かり過ぎて経済活動に悪影響が出ると思われます。

 話題は変わりますが、ワシントン州の消費税は、約9%前後(都市で異なる)です。

一方オレゴン州は、消費税率 ゼロ%です。オレゴン州とワシントン州の境界線は、コロンビア川のほぼ真ん中です。

そこで皆考えることは同じで、ワシントン州の住人は、橋を渡ってオレゴン州で買い物をして、その上ガソリンも給油して戻るそうです。

仮に、これをワシントン州の殆どの住人が行えば、ワシントン州内に商業施設は無くなることになりますが、そうはなりません。

ワシントン州には、オレゴン州にはない魅力的なお店も沢山あります。

ワシントン州では、消費税の負担と引き換えに所得税が軽減されています。 

つまりワシントン州の住人がオレゴン州で買い物をすると、消費税免除、所得税軽減の2重メリットを享受できることになります。

一方オレゴン州では、消費税の免除と引き換えに所得税の税率が高いです。

また、ワシントン州では、一部食品の消費税免除したり、オレゴン州の住民がワシントン州の店舗で買い物をした場合、

ID(身分証明証)の提示で消費税が免除されるようです。

 旅行者である私は、もちろんオレゴン州で高額品の買い物をいたしました。

 

ワシントン州から見たオレゴン州にあるマウントフッドです。 地元の日本人は、オレゴン富士と呼んでいます。

コロンビア川の河畔にあるワシュガルという町に有るペンデルトンファクトリーショップ(羊毛品で有名)が道の向こうに見えます。

 ここは、ワシントン州ですが、買い物をして消費税を払いました。