DD44000 JBL パラゴン レプリカ製作 2 パラゴンはどんな音?

以前東京に住んでいたころに秋葉原で数回パラゴンを聴いたことがありますが、その時はじっくり聴いたわけではないので、あまり記憶に残っていません。

エベレストの上部の小部品を取り付けるまえにパラゴン用ユニットで聴いてみたくなり、パラゴンホーンとTAD4001ドライバーをボックスの上に置いてみました。

音は、やはり難しいというのが第一印象です。

これがパラゴンを鳴らすうえでの調整の難しさかなと実感しました。

メトロゴンやDD55エベレストでは、そうは思わなかったのですが、やはり4インチの大型ドライバーは、鳴らし方が難しいようです。

指定通りの500HzクロスのJBLネットワークを使用して高音を最低レベルに絞っているのですが、ドライバーの出すエネルギーが多すぎてバランスが悪いのです。

更にもう一段ドライバーの音量を絞れば良くなると思いました。

TAD 4001 ドライバーは、ベリュームダイアフラムで、JBL375とほぼ同じ大きさです。

 

パラゴンホーンも超希少品です。

DD55エベレストの中段の置いて聴いています。ホーンから発する直接音は、耳が痛くなるので内側に向けて、

直接音を聴かない等に設置しています。

ウーハーはJBL K145です。JBLの楽器PA用です。能率は130系より少し低い

ようですが、かなり低い音が出ます。JBLのウーハーの中では、フィックスドエッジ付なのに

低域が伸びていることと、口径が38㎝ではなく40㎝というところが、変わり種です。

ネットワークは、JBLプロの#3152です。500Hzクロスです。高域を2つのつまみでコントロールできますが、

どちらも最低レベルにしてもTAD4001ドライバーのエネルギーが明らか勝っています。