2019年1月

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パラゴンの制作で時間がかかるのは、やはり全体の仕上げです。

外から見える部分はもちろん、裏面まで、手が抜けないのです。

裏側といっても材料をそのまま取り付けるという ことはありません。

木材ですから必ず節穴等の欠点がありますが、それらを塞ぐなりして製作しています。

 

後期型のネットワーク配置です。 19ミリマリン米松合板+12ミリ針葉樹合板です。厚さ31ミリです。全体にラッカーを塗布

しているので、木目がハッキリしています。

裏蓋の外側です。これもくぼみがあれば、パテで穴埋めして、なるべくなめらがに仕上げています。

業務で毎日テスターを多用していますが、今回SANWA DMM(デジタル マルチ メーター) PC7000 を導入しました。

これまで同じSANWAのアナログテスターを使用していましたが、より正確な計測が必要になったため購入しました。 

また、今年は、管球アンプの制作を計画しているので、多機能なテスターが必要になりました。

 

SANWA DMM(デジタル マルチ メーター) PC7000 は、台湾製です。 デジタル50000カウント表示ですので、いかにも

正確と思われましたので選びました。 ボイスコイルを沢山計測しましたが、これまでのアナログテスタに比べて約100倍

正確な数値のようです。また、管球アンプ用に買いためているコンデンサー容量も計測してみましたが、コンデンサー表示より

約10%増しの容量であることも確認しました。

バックライトを点灯したところです。

C44-100 パラゴンレプリカの制作は、年初以来足踏みでしたが本日は、少し進捗しました。

まず突板に着色を施しました。そして裏蓋にネットワーク開口を設けました。

 

着色前に、突板を広げてみました。左右対称に木目を配置しています。 つまりミラーイメージということになり、

同じ位置に同じ形状の木目が配置されます。 因みにオリジナルのパラゴンは、左右の箱の天板は、連続した木目です。

左右天板の木目の拡大です。

3台分の裏蓋のネットワーク開口を設けました。厚さ31ミリ合板等に開口を設ける作業は手間がかかります。

米松合板の裏蓋です。

 

パーチクルボードの裏蓋です。

取付出来るウーハーは、JBLの38㎝のみではありません。 TAD 1601AB等、 JBL K145、JBL E145の40㎝口径ウーハーも

取付可能です。 そのためにこの欠けを設けて、裏蓋に干渉しないようにしています。

裏蓋の暑さは、31ミリです。 国産の針葉樹合板12㍉厚(5層) + マリン米松合板19㍉厚(7層)です。

 

 

新製品のお知らせです。 ボイスコイル #1599-16が新入荷致しました。 

このボイスコイルは、アルテック604やJBL 2121でご使用になれます。

これまでは、8Ω仕様だけでしたが、新たにこの16Ω仕様が加わりました。

#1600ボイスコイルのファミリーという位置づけです。同じ口径で使用材料がアルミリボン線・カプトンボビン・形状等が同じです。

ただし、ボビンの高さは#1599は、28㍉で#1600は、32㍉です。 このグループのボイスコイルは、3インチ口径で、アルテックや

JBL の各種モデルに使用されています。

パラゴンレプリカをご購入して頂いたお客様から毎年素晴らしい年賀状を頂いています。

配色・デザイン・構図がともに素晴らしく額に入れて保管したい思っています。

本当にお客様の芸術的デザインセンスの良さ強く感じるアート作品に見えます。

嬉しいことは、どちらも制作したパラゴンレプリカがモチーフになっていることです。

ハーツフィールドや4350他の往年の名機と肩を並べてパラゴンレプリカが、置かれている

お客様のリスニングルームは壮観であり、たいへんありがたく思っています。

 

年末年始にかけて、 壁コンセントの変更を行いました。

これまで全く電源は、グレードアップしていませんでしたが、今年は管球アンプ導入したいなと思って、

まず壁コンセントを替えました。

3個のフルテックGTX ハイエンド 壁コンセントにしました。 

材質は、金メッキが2個で、ロジウムメッキ1個です。

 ケーブルは全く交換していないないのですが、壁コンセントを変えるだけで高音から低音まで

音にメリハリがくっきりしたように感じます。コスパの良い投資でした。

 

フルテックの製品は、精密に製作されています。とても信頼性がありそうな製品です。

3個購入しましたが、2個は壁コンセント用で、残り1個は電源タップ用です。

本日、C41アンジェラス レプリカの出荷を行いました。 

第1号機ですので出荷は初めてです。梱包の仕方、付属品の準備などはじめての作業で時間がかかりました。

今回と同じ方法でこれから発送することになります。

お客様には、正しくJBL075 を取り付けて頂きたいので、取り扱い説明書も作成して添付いたしました。

製作者としては、お客様に満足して頂き、末永くご使用して頂きたく思っています。

 

取説です。

 

ウオルナットの突板です。 お色は、マホガニーブラウンです。

075は、4ヶ所木ネジ留めです。

削り出ししたアルミレッグです。研磨しています。

 

2019年 あけましておめでとうございます。 

年頭に当たり、今年も皆様の益々のご繁栄とご平穏をお祈り申しげます。

これから毎月一ないし二回定期的に新製品のご紹介をしたいと思います。

昨年末に注文したパーツが本日入荷致しました。

 

白いスプールのLW8は、極細のリード線です。従来のLW6よりも更に細いリード線でJBL LE20等のツィーター用です。

外側は、12㎝口径の新製品ガスケットです。

左は、口径106ミリのエレクトロ ボイス用のダストキャップです。従来はEVのロゴは金色でしたが、これは白色です。

右は、新製品ではありませんが、JBL LE20とLE25用のボイスコイルです。