2025年8月

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突板を貼る前に地味な作業を行っています。

 

フロントレッグ取付用の欠けを切りました。幅5センチです。突板を貼りそしてフロントレッグを取付けると

この部分は、見えなくなります。

 

表面に凸凹があったのでパテで修正しています。

底板と側板の接合部等にグルーブロックを取付けました。

底板の概要です。底板は、高さが異なる部分がありますので、高さ調整の為、4本の木片で、高さが均等になるようにしています。

さもないと、作業台の上で、クルクル回して作業出来ないと不便なのです。

ここ数ヶ月で、アメリカからの運賃が2倍以上に高騰しています。 アメリカ国内の物価は上昇しており、国際宅配便の運賃も例外なく値上がりしています。20〜30%の値上げであれば、仕入れ回数を少なくするなどで調整出来ますが、2倍以上の値上げになれば、企業努力では、到底手に負えないので
値上げせざるを得ない状況です。

最近感じることは、アメリカは、ずいぶん金持ちの国になったということです。 日本は時給、1,000円であり、対してアメリカは、5,000円と言われています。この事例を考えても、経済的に対等に取引できる状況ではではないことがわかると思います。 円相場も1ドル150円程で、円安基調で安定しています。

アメリカの関税政策ですが、高関税政策なので国内物価が上昇するのは、自明の理です。 関税15%賦課の交渉妥結で喜んでいますが、従来は2.5%
でしたので、貿易取引き的には、大きく後退しています。 一方、日本の水際の関税ですが、一般的に低率です。 工業製品はゼロが多く、食料品・繊維品などには、数パーセント以上の関税が課せられています。しかし問題は、そこではなく消費税です。税関を通過するものは、すべて(免税品を除く)10%課税されます。 オンライン購入のソフトなどは、課税されません。この消費税10%は、関税ではありませんが、事実上、関税と同じものです。従ってトランプ大統領のいう相互関税という意味では、10%課税されても仕方ない気がします。

いずれにしても、経済の変革の波が押し寄せています。 それに対処するために順次値上げさせて頂きます。
よろしくお願い申し上げます。