ピエールクランプのメカニズムにつきまして

  店長日記の毎日の更新を目標にしています。

  ピエールのクランプは、実際に使用してレポート近日中にレポートしたいと思います。  

  今日は、ピエールクランプのメカニズムの特長を述べたいと思います。このメカニズムの特長は、一番小さい”Z”クランプから一番強大な”XXL”クランプまで共通です。

  その共通メカニズムとは、フラットバー+ブレーキのシステムで締め付けが作業中緩まないことです。これは、小さいクランプから大きいクランプまで、同じように作業中緩みません。

  フラットバーとは、クランプのレールの部分の断面が、長方形で、凹凸はないからです。このフラットバーは、割合柔らかい弾力ある圧延鋼で造られています。これに可動ジョーの鋼鉄製のギザギザのブレーキが食い込んでがっちりブレーキがかかり、対象物を確実に挟み緩まないのです。

  しかも、フラットバーは、硬い板ばねのようなものですから、そのばね効果で 曲がりながらも、元に戻ろうとする力で対象物を確実に挟み緩まないのです。

  因みにドイツ製のライバルメーカーであるベッセイ社のクランプのバーの断面は、ひょうたん型です。可動ジョーに硬いストッパーやブレーキ機構は、特にありませんが、表面と表面の摩擦でブレーキをかけるメカニズムを取っています。

  今日は、ピエールクランプのメカニズムの説明でしたが、一度ピエールクランプを手にとって、その優秀さをお確かめください。