C44-100 パラゴンレプリカ製作 フロントレッグの仮組立

昨日から今日にかけてフロントレッグの仮組立を行いました。

この仮組立は、フロントレッグの配置を決める重要な工程です。

仏像の制作に例えるならば、目を入れるような作業です。

つまりここが決まらないと残念なパラゴンになってしまうのです。

デリケートな作業ですので、1ミリでも位置がずれるとイメージ通りにならないことがあります。

従って、”調子”の良い日に行います。

この”調子”とは体調ではなく、作業感覚が研ぎ澄まされているかどうかのことです。

JBL オリジナルのパラゴンの設計図の通り配置すればよいのですが、

やはり1台ずつ木材の癖がありますので、現物合わせしてフロントレッグの配置を行うのです。

 

フロントレッグの上部ですが、オリジナルは、製作年代によってカーブの形状が異なるようです。

このレプリカの形状は、初期の設計図を参考にしましたが、図面よりもやや太く製作致しました。

本体やホーンの塗装は、途中です。これからも上塗りします。

ドライバーはダミーです。 TAD 4001と全く同じサイズです。

 

 

ドライバーを納めるところです。挟む形状のクランプになっています。設計図通りにフェルトを貼っています。

★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。