☆☆300Bシングルアンプ製作プロジェクト☆☆ 2週間目のインプレッション

300Bシングルアンプが完成してから約2週間経過しました。

毎日エージングが進むように、5時間くらい音出ししています。

全く安定動作しています。トランスやコンデンサーのエージングが進み、 音質も好転しているようです。

以下 2週間目の感じたことや、気付いたことです。

1 全く安定動作している。ハム・ノイズは皆無で不安定要素が無いので安心して聴いていられる。

2 低域のレンジが低い方にシフトした。 全体的に音の重心が低くなったように感じられる。

 これまでは、ボーカルの音域が前に張り出してしたが、低域の音圧も強くなったようで、低音が良く聴こえるようになった。

 例えば、”イルカのなごり雪”のドラム音は以前は、印象になかったが、昨日聴いた時は、

 こんなにドラム音が前に出て大きかったとはと驚いた。

3 PEC の 250KΩの入力ボリュームを使用しているが、時によって微細なガリが聞こえることがある。   

 少し高価なボリュウームを選んだが、少し残念だ。まだ新しいので特に音質を悪くするほどではない。

 今後、当アンプの入力ボリュームを全開にして、外部のアッテネーターで音量を調整する方式にしたい。

4 相変わらずトランス類は、発熱量が非常に少ない。

 5時間連続通電で、OPTとCHはほんの少し暖まるが、PTは殆ど発熱していない。

このことから、トランスのエージングはさらに時間がかかりそうだ。

なお、OPT は、約1年前から2A3シングルアンプに繋いで鳴らして いたので、エージングは完了している。

 一番発熱量の多いのは、300Bの820Ω(50W)の大きい巻線ホーロー抵抗である。(真空管除く)