C44-100 パラゴンレプリカ製作  パラゴンレプリカが消えた日

 昨日、夕方に無事に通算15台目のパラゴンレプリカが、新しいオーナー様のもとに旅立って行きました。

いつもの感想ですが、パラゴンレプリカが消えた工房を見渡して非常に清々しい気持ちです。

丁度学生時代の試験が終わったときの気持ちと同じです。

パラゴンレプリカが複数台が工房にあると、圧迫感があります。 

なぜならば、最終仕上の工程の頃になると、 不用意な動作で、傷をつけたりすることがあるからです。

道具の落下や接触などで傷つけることがあるからです。

時には、その圧迫感に負けて、正直なところ、早く消えて欲しいと思うことが多々あります。

とは言ってもパラゴンレプリカ製作は本当に楽しいです。

息の詰まるなよう塗装仕上げ作業から解放されて、また木材カットなど木工など全く違う作業が新たに出来るからです。

刃物切れ味を感じつつ、思うようにカット出来たときは、木工の楽しみを感じます。

3台同時製作で、次の16台目~18台目の製作に取り掛かります。 

 

パラゴンレプリカが無いと、奥まで見通せるので、改めて工房が意外と広いことが分かります。