DD55000 エベレスト レプリカボックス製作 11 雑感

仕事の暇を見つけては、DD55000 エベレスト レプリカをいじっています。

まず、とりあえず完成です。外装仕上げは、現在のところ予定がありませんが、いつかバッチリと仕上げします。

ウーハーにJBL K145を取り付けて試聴したところ、残念ながら全く深みのある低音が出てきませんでした。

これは、K145の能率が以外に低いことが原因でした。

中音ホーン・ツィータ―(約105db)と K145(約98db)の能率差があるため高音に低音が埋没していました。

そこで手元にあったアレンブラッドレーの抵抗で固定アッテネーターを製作し中音ホーン・ツィータ―の音量を絞ってみました。

これでぐんと低音は力強くなりましたが、まだ中音ホーンとつながりがよくありません。

各ユニットの音質は、ポテンシャルがあるのですが、スピーカー総合的な状況は一進一退でこのような巨大なシステムは本当に

難しいことがはっきりわかったこの頃です。 まだ改良すべき箇所が多いので、試聴レポートは、後日にします。

 

DD55 エベレストは、2段構造です。上が中音ホーンボックス+下がウーハーボックス でありシンプルな構造です。

中音ホーンボックス部分は、約200リットルの容積があります。ウーハーのバスレフとしては使用していません。

ただの箱であり、厚い板を使用し補強を入れていますが、ウーハーが響くと当然のことのように鳴きます。また、

ホーン自体もデッドニングされていますが、特にスロート部分は、よく鳴いています。これも課題です。

ウーハーボックス部分で約200リットルの容積です。K145とこのボックスの低音は、明らかに130系と比べて低い方が伸びていますが、能率は、低めです。良く響く低音ですが、130系の方が端切れが良いと思います。

内部の中音ホーンの取付部です。10本の木ネジで本体に取り付けています。

裏側です。スッキリしていますが、良く鳴く部分です。上下とも横85㎝縦60㎝の広さであり補強を入れていますが、

K145から生じる振動を完全に抑えることは不可能です。

28㎜厚の米松合板と米松材で補強していますが、使用しているパーツが大きいので鳴きを押さえるのに一苦労です。