C44-100 パラゴンレプリカ制作 第7ロット フロントレッグ制作

早くも3月になりました。 2月は、法人税・所得税の確定申告で日記を更新する余裕がありませんでした。

10月から始まる消費税インボイス制度の登録番号も取得してひと段落というところです。

パラゴンレプリカの制作ですが、フロントレッグの制作に着手しました。

 フロントレッグは、上部と下部に分けて製作しています。

 上部は、50㎜角x長さ200㎜のウォルナット無垢材から削り出します。

ノウハウが凝縮された、パラゴン制作の中で難易度が最も高い パーツだと思います。

下部は長さ400㎜X幅220㎜X厚さ63㎜の大きさです。

このような厚い材は、入手が難しいので前後2分割にして それを貼り合せて削ります。

かなり歩留まりの悪い形状です。

材を有効利用してカットしたとしても60%の部分は、廃棄になります。

因みにJBL オリジナル品も単材ではなく二つの材を貼り合せています。

 

前後2枚の材を貼り合せて、厚さ63㎜になるように、自動鉋で加工しています。 細い部分に1箇所、節が有ります。

その部分はかなり深く削りますが、節は小さくなるでしょうか。

ウォルナット材は、木目が真直ぐなものもありますが、うねったものも多いです。

JBLオリジナルのフロントレッグです。 なるべくオリジナルと比較しながら削ります。実は、全幅は、オリジナルより板2枚(38㎜)分

幅が広いので、レッグを長くしてバランスを取っています。