カーゴバー(突っ張り棒)とスピーカーのエンクロージャーボックス

秋に幕張メッセの道工具・展示会に出展を予定しており、準備で忙しく、なかなか店長日記を書けませんでしたが、今回は注目のアジャスタプルカーゴバー(突っ張り棒)についてです。

(カーゴバーは、作業場のエリア確保等のご使用のほか、地震対策の家具倒壊防止にも役立ちます!)

スピーカー(20センチ口径)のエンクロージャーボックスを端材で作っています。端材といっても、米板合板です。
さて、カーゴバーの話ですが、その製作工程で、厚さ12.5ミリの合板を2枚張り合わせる工程があります。
合板2枚を貼り合わせることは、一見簡単そうですが、多少板は反っているので、ピッタリ貼り合わせるのは難しいのです。

一番確かな方法は、真空パックを使用して、大気圧を利用して、プレスする方法です。この方法は、高価ですが、強力で均一のプレスが掛けられます。

二番は、この当店のカーゴバーを使用する方法です。自動車のパンタグラフ式のプレス機と同じです。
テーブルソーなどの平面を利用して、天井を利用して、プレスを行います。
写真のように、5本のカーゴバーを利用してプレスしました。
接着剤はタイトボンドⅡエクステンドです。
一晩置いて外しましたが、このカーゴバーの1つの利用方法を紹介致しました。