店長&スタッフ日記

1350

当社販売のボイスコイルにつきまして種類等説明いたします。

主に 使用しているコイル線の種類で分類しています。

リボン線とラウンド線の二種です。

それぞれ特長を箇条書きいたします。

≪リボン線≫

〇コイル断面が長方形ですので隙間なく ボビンに巻くことが出来コイルピストンモーションより効率的に出来ます。

〇音質も優秀です。

〇価格がラウンド線に比べて高くなります。

〇製造工程に手間がかかるので、種類が少ないです。

〇一重巻で、一方のリード線は、コイルを横切って引き出される。

 

例としてJBL2231等に使用される#1850-8 銅リボン線ボイスコイルです。型番の8は、8Ωを表します。

 

 

≪ラウンド線≫

〇コイル断面が円形ですので ボビンに巻くと隙間が出来る。コイルのピストンモーションが、リボン線より効率が良くない。

〇価格は、割合安価。

〇手軽に出来るので種類も多い。

〇2重巻を採用してコイルの作動効率を上げている。4重巻も存在する。

 

例として2インチ口径KVC6125-8です。詳細図のとおり2重巻です。なお、KVCのKは、ボビンの材料であるカプトンを

表しています。

 

 

 

 

 

昨日新入荷したJBL LE8T用 アルミボイスコイル(#1305-8 AL)を使ってリコーンしました。

リコーン後、すぐにアンプに繋いでオリジナルと比較試聴しました。

鳴らし込んだオリジナルLE8と、リコーンした直後の2115の比較試聴は、条件が違いすぎます。

確かに、同じ傾向のJBLらしい歯切れの良い音が出ていると思いました。

一聴して感じることは、確かにオリジナルに近づいているが、あと一歩の繊細な音楽表現が少し足りないとは思いますが、リコーンした直後ですので上々ではないかと感じました。

また、ボイスコイルの耐久性を調べる為に、コーン紙が前後に大きく動くほどの大音響で連続鳴らましたが、まったく問題ありませんでした。

 

リコーンしたのは、JBL2115です。リコーンする前にユニットのクリーニングを行なっています。厚紙に両面テープを貼り、ギャップに差し込んでクリーニングしました。やはり少し鉄粉等が付いているようでした。

因みにLE8T・2115のプレートは厚く12.7㎜もあります。その中に均等にボイスコイルを入れなければなりません。

 

2本にリボン線は、太いので約半分の太さにカットしました。

 

ボイスコイルの上端から、ダンパーまでの距離は10㎜としてキャリパーで印をつけました。

 

リボン線とリード線は、予備ハンダしてから直角ハンダ付けしました。

ダンパーとボイスコイルを本体に入れてセンタリングしてから接着します。

ダストキャップの接着、リード線のターミナルへのハンダ付け等が残すのみです。

米松合板製の約42リットルのボックスに入れていよいよ音出しです。

右がJBL LE8-1 オリジナルです。エッジのみ交換済です。箱は、JBL43モニターをまねして製作したものです。

 比較試聴しているところです。

 

多くのお客様をお待たせいたしましたが、遂に新しいLE8T用のアルミ ボイスコイルが入荷致しました。

このボイスコイルは、オリジナルと同様のアルミリボンエッジワイズ巻です。

ボビンの芯はカプトン製で、周りはクラフト紙を2重巻しています。

コイルは、アルミリボン線を隙間なくびっしり巻いていますので、コイルのモーションもより正確になると思います。

また軽量で剛性が高いので反応の良い音になるのではないかと思います。

販売中ですのでよろしくお願いいたします。

 

2本のリード線は、ボビンのなかごろから出ていますので、アルミダストキャップとの接触リスクが少なくなりました。

アルミリボン線コイルは、触ってみると、きめ細かくびっしりと巻かれていることがわかります。

シルバー色のリード線は、ハンダののりは良好でした。

ここ数日あまり話題にならない仕事ばかりで、店長日記をさぼっていました。

実はパラゴンのパーツのカットを行なっていますが、まだ正確なカットではなく、大雑把にカットしている段階です。

パラゴンで前の飾り足を除いて、一番大きい無垢材のパーツは、裏側にあるバックパネルサポートです。

大きさは、長さ約65㌢、幅10㌢、厚さ4㌢です。

この場合は、まず4㌢厚の板物にしてそれからパーツの形状に加工します。

今日は、板物を12インチ(約30㌢)ジョインターで4㌢厚のパーツ用材料に加工しました。

やはり機械の能力は、素晴らしく 数回機械に通しただけで希望の厚さに加工できました。

 

 

未加工の無垢材は、この写真のように、少し反っています。

 

一度このジョインターに材料を掛けると、このように平らになります。接地している下の面をご覧ください。

吸い付くように平らになっています。

幅が30㌢ある米松材を加工しています。

このジョインターンの全貌です。

幅約30㌢のスパイラルカッターに板面を削ります。

単相200ボルトで動きます。

先日、この店長日記で紹介しました、当店の販売商品フランスの雑貨、コテターブルの展示用カップボードですが、
現在まだ、制作途中です。

 

この食器棚(カップボード)は、フレンチスタイルをイメージして作っていますが、参考にしているのは、イギリスの1700年代のインテリア様式クイーンアンです。

我が家にある家具の参考書をみてデザインしてみました。

クイーンアン様式は、ロココ式の優美な曲線が特色ですが、比較的デザインはほかのロココ式に比べて、控えめなのだそうです。
けれども、下のように線を引いてみたところ、見た感じは控えめというよりは、少し賑やか(笑)な感じになりそうです。

下図のように複雑なものは、ちょっとまだ作れませんので、簡略化してみました。

 

続いて…

看板も作成中。

昨年から月に1回、トールペイントを習っていまして、図案を下のように作ってみました。
カップ&ソーサーの横にはバラの花を添えるつもりです。

自宅にある木材を継ぎ足して、以下のように主人に作ってもらいました

 

配色はこんな感じを予定しています。
トールペイントの先生に教わりながら、綺麗に仕上げられるといいなぁ、と思っています。

昨年秋にフランスから輸入を開始したコテターブル用のテーブルウェアディスプレイ用カップボードを製作しました。

パラゴンの製作を休止して、こちらに集中しています。写真では、小さく見えますが、高さ190㎝、幅130㎝、奥行30㎝

です。

本体は、スピーカーボックス用の19㍉厚MDFで製作していますから重く堅牢です。

 

 

パラゴンのオリジナル設計図では、全体の約20%のパーツをPine Lumber(パイン材(松材))で製作するように指示されています。

松材使用のパーツは、幅が100㍉以下の小さいパーツが主です。

また、使用する松材の厚さは、殆どが3/4インチ(19㍉)です。

この19㍉厚板は木材屋さんでも一般的に販売されていない特殊な厚さの物です。

今日は、ストックしていた長尺の米松材を玉切りし19㍉板に加工する準備を行いました。

 

この米松材は、もともと建材としてストックしていたものですが、今後建材として使用する予定がないので、

19㍉厚板に加工するようにしました。節が少なく良材です。材としては、ヤニが多く重く確りしています。しかし

ヒノキのように木肌は細かくありません。

ゴールデンウィークになり少々時間が出来ましたので、パラゴンのパーツの切出しを始めました。

私にとって、パラゴンレプリカの製作は、ここ10年来の念願でした。

C45メトロゴンとDD55000エベレストのレプリカ製作で自信が出来たので、

自分用に最高のパラゴンレプリカを製作しようと思っています。

完成したパラゴンレプリカで大音量の音楽に浸ることを頭に描きながらの製作です。

 

JBL オリジナルの設計図に基づいてのカットです。各パーツは、殆ど複数同じものが必要になるため、原型となる

パーツを赤くペイントしてそれを基本として複製を製作しています。

 

075用のツィ-タ-ボックスです。全てこのパーツは米松無垢材を使用するように指定されています。

右チャンネルの大きなパーツを仮組立てしているところです。片チャンネルですが、やはり巨大な躯体になります。

ウーハーの前の音道です。フロントホーンですので、入口は狭く絞られています。

ウーハーのフロントロードホーンを前から見たところです。前面には、曲面のカバーを取り付けますので本来前から、

内部を見ることは、出来ません。

 

 

念願の2015年版の新カタログが完成しました。

新商品が増えましたので、前回2013年版カタログより厚くなりました。

カタログと申しましたが、名称は「スピーカー パーツブック」にしました。

有料ですが、技術資料としても有益ですので、興味のある方は、お問い合わせ下さい。

 

名称は、「スピーカー パーツブック」としました。

エッジ・コーン紙・ボイスコイル等の各パーツにインデックスを取り付け、カラーで色分けもいたしました。

リコーンキット組見合わせ表は、主なJBLとアルテックのスピーカーの必要なパーツを記載しています。

各アルミボイスコイルの説明のページです。

コーン紙の説明ページです。

2~4ページのスピーカーエッジ 早見一覧表です。

 

 

 

 

JBL D130 用 アルミボイスコイル #1808-8 KRAFT をお薦めいたします。

JBLオリジナルと同様の材料で製造されたボイスコイル#1808-8クラフトです。

クラフトとは、クラフト紙のことでボビンの主な素材です。

紙製のボビンで剛性は確保されるのかという疑問を持たれるかもしれませんが、芯にカプトン(デュポン社製造の素材)を使用して

いますので大丈夫です。

アルミボイスコイルは、軽量のため、D130等のフルレンジに使用されています。低いレンジに伸びているとは言えませんが、非常に

反応の良い音質で、多くのお客様に好評です。

 

 

まず初めに、オリジナルに敬意を払いまして、パーツ#21057のJBL D130のオリジナルコーンアセンブリーです。

コイルの巻き方など見ると非常に精緻な仕事をして製造しているのが

良くわかります。紙の色から経年変化を感じますが、いかにも良い音が出そうなオーラを感じます。

当社販売のJBLD130用 ボイスコイル#1808-8 KRAFT です。オリジナルとコイル巻幅、ボビン高さ、直径

等のサイズはほぼ同じです。

もちろん、アルミリボン線のエッジワイズ巻です。

 

最後に#1808-8 クラフトの詳細データです。

DD55 エベレストを私と同じように自作して再現している方の ブログを発見して、これまで全く知らなかったトリビアがありましたのでレポートいたします。

① 中音ホーンは、オリジナルの方が少々サイズが小さい

実は、私のエベレストレプリカは、オリジナルよりも高さ、横幅ともに約40㍉大きいです。パラゴンやメトロゴンと異なりエベレストには、市販の設計図は存在しません。従って写真と現物のホーンやウーハーの大きさを参考に製図しました。私の持っているホーンはPA用のJBL4660から取り外したものです。それをオリジナルと比較したところ、縦、横とも15㍉位大きかったです。このことは、前述のフランス人マニアが解説していました。私は、ホーンの形状が同じため、自分の持っている大きいホーンで製作したので、やや大きいエベレストになってしまったのです。まさか、持っているホーンがオリジナルよりも大きいなんて夢にも思いませんでした。オリジナルホーンを写真で確認しましたが、やはりよく見ると外周部分が削れれていて少し小さいようでした。

 

この2346ホーンは、JBL4660から取り外したものですが、オリジナルと比較したところ、一回り大きいのです。

② ウーハーボックスについての新しい発見

私は、以前から自信を持ってウーハーボックスは、下の棚に載って いる強固な箱と説明してきましたし、その通り製作しました。しかし、前述のマニア様の説明によりますと、ハカマの部分もウーハーボックスとして使用する事が判明しました。これも晴天霹靂と申しましょうか、「ええ!!ほんまでっか」とおもわず口走りました。 ボックスの剛性を考えると、思いつかないデザインです。本当に ビックリいたしました。

 

床から約12㌢の高さにある棚にウーハーボックスに載せる形状で製作しましたが、オリジナルは、ハカマ部分もウーハーボックスとして容積を稼いでいるようです。私の場合は、奥行を伸ばして容積を確保しました。

仕事の暇を見つけては、DD55000 エベレスト レプリカをいじっています。

まず、とりあえず完成です。外装仕上げは、現在のところ予定がありませんが、いつかバッチリと仕上げします。

ウーハーにJBL K145を取り付けて試聴したところ、残念ながら全く深みのある低音が出てきませんでした。

これは、K145の能率が以外に低いことが原因でした。

中音ホーン・ツィータ―(約105db)と K145(約98db)の能率差があるため高音に低音が埋没していました。

そこで手元にあったアレンブラッドレーの抵抗で固定アッテネーターを製作し中音ホーン・ツィータ―の音量を絞ってみました。

これでぐんと低音は力強くなりましたが、まだ中音ホーンとつながりがよくありません。

各ユニットの音質は、ポテンシャルがあるのですが、スピーカー総合的な状況は一進一退でこのような巨大なシステムは本当に

難しいことがはっきりわかったこの頃です。 まだ改良すべき箇所が多いので、試聴レポートは、後日にします。

 

DD55 エベレストは、2段構造です。上が中音ホーンボックス+下がウーハーボックス でありシンプルな構造です。

中音ホーンボックス部分は、約200リットルの容積があります。ウーハーのバスレフとしては使用していません。

ただの箱であり、厚い板を使用し補強を入れていますが、ウーハーが響くと当然のことのように鳴きます。また、

ホーン自体もデッドニングされていますが、特にスロート部分は、よく鳴いています。これも課題です。

ウーハーボックス部分で約200リットルの容積です。K145とこのボックスの低音は、明らかに130系と比べて低い方が伸びていますが、能率は、低めです。良く響く低音ですが、130系の方が端切れが良いと思います。

内部の中音ホーンの取付部です。10本の木ネジで本体に取り付けています。

裏側です。スッキリしていますが、良く鳴く部分です。上下とも横85㎝縦60㎝の広さであり補強を入れていますが、

K145から生じる振動を完全に抑えることは不可能です。

28㎜厚の米松合板と米松材で補強していますが、使用しているパーツが大きいので鳴きを押さえるのに一苦労です。

 

 

 

2015年版 フルライン パーツブック(カタログ) 印刷中で近日中に発行いたします。

毎年新製品を多く取り扱いますので、1年に一度カタログを発行すべきですが、

業務に追われなんと約2年ぶりに新カタログを発行できる運びとなりました。

ビンテージスピーカーパーツのカタログは珍しいと思います。

今回より名前を一新し、「パーツブック」として発行いたします。

商品データのページ検索をよりしやすいように、今回より各パーツごとにインデックスも追加致しました。

約400アイテムの全てに特長、サイズ、重さ、材質、適合機種その他を記載したものは、業界でも少ないと思っています。

パーツの購入用としてのカタログに留まらず、サイズなどのデータを活用して技術資料としても利用可能です。

前述のとおり400種類のパーツを掲載していますので、選択肢も広がります。

有償になりますが、ご希望のかたは、ご連絡下さい。

 

 

最近に限らず以前からフェンダー等の古いギターアンプの修理部品(スピーカーパーツ)をお客様のご要望で取り寄せています。

当社は、どちらかと言えばアメリカのヴィンテージスピーカーが得意分野ですのでフェンダー系のパーツが入手可能なのです。

 以下は、これまでに取り扱ったフェンダーギターアンプ等のパーツの一部です。

 

フェンダーのスピーカーのダストキャップは、頂部がフラットになっています。面白い形状です。

コーン紙は、時代が古いのでフィックスドエッジが主流です。機種によっては、コーンの中心から外側に向けて貼り付けてあるものがあり、ずいぶんラフな製作だと思いました。

 

 

 

 

 

当社では、JBL 4インチ ボイスコイル用 ダンパー(スパイダー)各種販売しています。

JBL用のダンパーは、サイズがほぼ同じですので互換性があります。

リコーンキットをお買い上げの場合ご希望のダンパーに変更できますので、ご連絡下さい。

たとえば、柔らかいダンパーを付けて更にエフゼロ(最低共振周波数)を下げたい等に対応できます。

 

FS7000Cは、標準品です。殆どのキットで使用されているものです。硬さは、中庸です。

FS 7000Dは、かなり硬いです。楽器用やPA用ウーハーに使用されます。

 

パリ2日目、午前中はギャラリー ラファイエット、オペラ座見学。
そして午後からは、ルーブル美術館へと徒歩で移動しました。

オペラ座からホテルに戻り、一息ついてから徒歩でルーブルに向かいましたが、これが結構な距離💦があり、
ルーブル美術館を見学する前に、すでにかなり疲れていました。

調べてみたら、メトロ7番線でオペラ座からルーブル美術館最寄りの駅は2つ目でした。
メトロに乗った方が良かったかな?

 

ルーブル美術館の前にあるカルーゼル凱旋門
1805年のナポレオンの勝利を記念して建てられたそうです。

 

続いて ルーブル美術館の中央入口のガラスのピラミッド。
私達もここから入場しました。

 

写真がぼけていてすみません💦
日本ですでに美術館の2日間フリーパス チケット(赤いモナリザのチケット)を購入していったので、行列に並ぶことなく、スムーズに入場できました(*^-^*)
このチケットとセーヌ川クルーズのチケットも事前に購入しましたが、クルーズのチケットは現地で買うよりも割安でした。

私たちは個人行動でしたが、日本人向けの美術館めぐりツアーや、外国人と一緒のものもあるので、時間を効率よく使う為に、利用するのもアリですね。

 

 

ぼけていて、すみません💦
ダフニスとクロエ フランスの彫刻家ジャン=ピエール・コルトーの作品です。

リシュリュー翼の1階のフランス彫刻部門にて

かの三島由紀夫氏の小説「潮騒」は、この作品から影響を受けて誕生したそうです。

ダフニスがクロエを見る優しい眼差しに惹かれました💖💖

ダフニスとクロエ』は、古代ギリシャで書かれた恋愛物語。
著者はロンゴスという作家です。

邦訳されているみたいなので、この機会に読んでみようと思います。

 

ルーブル美術館では、疲れのせいもあって、「リシュリュー翼」のこのフランス彫刻と絵画を鑑賞したのみでした。

それでも、芸術を肌で感じた貴重な時間でした。

 

 

以前東京に住んでいたころに秋葉原で数回パラゴンを聴いたことがありますが、その時はじっくり聴いたわけではないので、あまり記憶に残っていません。

エベレストの上部の小部品を取り付けるまえにパラゴン用ユニットで聴いてみたくなり、パラゴンホーンとTAD4001ドライバーをボックスの上に置いてみました。

音は、やはり難しいというのが第一印象です。

これがパラゴンを鳴らすうえでの調整の難しさかなと実感しました。

メトロゴンやDD55エベレストでは、そうは思わなかったのですが、やはり4インチの大型ドライバーは、鳴らし方が難しいようです。

指定通りの500HzクロスのJBLネットワークを使用して高音を最低レベルに絞っているのですが、ドライバーの出すエネルギーが多すぎてバランスが悪いのです。

更にもう一段ドライバーの音量を絞れば良くなると思いました。

TAD 4001 ドライバーは、ベリュームダイアフラムで、JBL375とほぼ同じ大きさです。

 

パラゴンホーンも超希少品です。

DD55エベレストの中段の置いて聴いています。ホーンから発する直接音は、耳が痛くなるので内側に向けて、

直接音を聴かない等に設置しています。

ウーハーはJBL K145です。JBLの楽器PA用です。能率は130系より少し低い

ようですが、かなり低い音が出ます。JBLのウーハーの中では、フィックスドエッジ付なのに

低域が伸びていることと、口径が38㎝ではなく40㎝というところが、変わり種です。

ネットワークは、JBLプロの#3152です。500Hzクロスです。高域を2つのつまみでコントロールできますが、

どちらも最低レベルにしてもTAD4001ドライバーのエネルギーが明らか勝っています。

 

 

主にアルテックやエレクトロボイス用のダストキャップのご紹介です。

基本となるダストキャップは、#DCP4124です。

このダストキャップは、直径が約105㍉で、やや平たい形状です。

このダストキャップをベースにして別の製品が出来ています。

 

まずは、#DCP4124です。 JBL 2121用としては逆使用も出来ます。

次は、#DCP4124 CMです。センターに28㍉の開口がありメッシュを貼っています。アルテック515(A)用としては、

15㍉の開口のものもあります。

 

最後は、#DCP4124LGです。エレボイ用でセンターに金色で”EV”のロゴが入っています。