店長&スタッフ日記

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通算3台目(2016年10月製作分 黒檀突板バージョン)が、再販売の為に戻って来ました。

オーナーが売却を希望されており、当社で販売することになりました。

このパラゴンレプリカは、ユニット付きです。

これからユニットを取付けて音出しして動画を撮影する予定です。

ユニットは、075(馬蹄フレーム)、2440ドライバー、130Aウーハー、LX5、N7000ノ構成です。 

ユニットは、全てオリジナルの状態です。

キャビネットは、制作後6年近く経過していますが、素晴らしい状態(キズが皆無)です。

ご覧の通り、艶有塗装で、突板の表面は非常に滑らかです。

恐らくオーナーがたいへん大事に使用されたようです。

この状態を見ると、突板・接着剤・塗料の材料選定・作業手順が 間違いなかったと再認識しています。

今後、ご試聴可能にします。 

 

 

 

早くも5月中旬ですね。 オーデイオ関係では、オンキョウが倒産したとニュースがありました。

そういえば、5年くらい前にネットワークプレーヤーを購入した時は、頻繁にハイレゾ音楽ソフトをE-ONKYOから購入していましたが、

最近はCDばかり購入しています。

高価なハイレゾソフトよりも音の良い他の音楽ソフトにシフトしているのかなあと思っています。

昨年の梅雨時期に始めた早朝のジョギングも1年近くになりました。

早寝早起が習慣ついています。 

最近は特にテレビを見なくなりました。

従来は、海外ドラマが好きでスカパーを一日に2~3時間見ていましたが、今はテレビ自体をつけないので、殆ど見ていません。

やはり、ライフスタイルの変更で、個人的趣味を満足させるタブレットを見るようになったのです。

家内も同様でほとんどテレビを見ません。

20年以上にわたって視聴してきたスカパー(旧名称期も含む)を解約しました。

代わりにYOUTUBEで好きなジャンル(アメリカ旅行・フライフィッシング・カメラ等)の動画を楽しんでいます。 

 

次の3台分の鋳造アルミホーンが、入荷しました。 鋳肌が滑らかになるように研磨します。

鋳造品の後脚も入荷しました。 これも研磨加工します。

玄関の雨除けの2本の支柱が築26年目で朽ちてきましたので、取り替えます。 ルーターで装飾を掘ってみました。

防腐処理や塗装して、近いうちに取り替えます。

やはり、甚大ではありませんが少しは白アリの被害があるようです。 今回は、食べさせて駆除する方式の薬品を撒きました。

 

 

コロナ禍に加えてウクライナ戦争で、物価や国際物流に大きく影響を受けています。

特にコロナ禍の影響で一部の商品が入荷しないなどあります。

また、追跡番号があるにも拘らず、道中での貨物紛失等の事故も起こっています。

国際物流の混乱+運賃上昇の為、お客様には、たいへんご不便をおかけしてしています。

今後は、運賃を抑えるために仕入れの回数を月に一度に致します。

これまで、2週間に一度の仕入れ間隔でしたので、月一度になると、

お取り寄せ品などは、 たいへんお待たせすることになり、ご不便お詫びいたします。

 

 

本日の庭の花を、新しいCANON L レンズで撮影してみました。

撮影の対象物が浮き上がるレンズです。 カメラから1メートル先の花が浮き上がって見えます。

しかし、全般的に発色が良くなくて残念です。

50㎝くらい前の花が浮き上がって見えます。奥行きがある描写です。

このバラも、浮き上がって見えます。

今週に出荷するパラゴンレプリカ(通算18台目)の梱包準備しています。

 

左右の箱の杢目は、オリジナルのように連続していませんが、左右対称になるように突板を貼っています。

長さ267㎝以上の突板を入手できないので、左右対称になるように貼りました。

左右箱でそれぞれに合板パレットに載せて梱包します。

右の箱の天板です。

天板中央付近です。 完全に左右対称ではありませんが、ほぼ左右対称です。 この杢目は、側板まで連続しています。

オリジナルは恐らく、天板~側板に杢目は連続していないと思われます。

左の箱の天板です。

組立作業のために、作業ポイントを注意書きしています。

前脚は、木ネジ5本で取り付けます。

後脚は、3本のボルトで固定します。

 仕事で、スピーカーパーツを扱っていますが、ここ5年は新たにJBL ユニットを購入したことがありませんでした。

最近 JBL E140 の中古ユニットを入手したのでこの用途など述べてみます。

 まず、第一の用途としてパラゴンレプリカの制作で使用します。

ウーハー用のバッフル板の開口が正確かや、ボルトサークルが正確かなどのチェック用です。

正確に加工したつもりでも、お客様のところで取付時に、寸法が合わないなどのトラブル防止のためです。

 

次に第二の用途として、リコーンマニュアルの改訂の写真撮影用に使用します。

現在のリコーンマニュアル は製作から8年くらい経過しています。

その間に作業方法の新しい手法など学びましたので、それを織り込んで新マニュアルを 編集するのです。 

実際にリコーン作業して音出ししてみます。

 

 第3の用途としてJBLオリジナルパーツの研究の為です。既に製造されて40~50年経過しています。

JBLオリジナルパーツは、情報の宝庫です。取り外したボイスコイルは、過大入力などでひどく破損していますが、

材質や寸法など参考になることが多いのです。 使用できませんが大事に保管して参考にしています。

 

JBL E140 の元箱 です。 E140は、フェライト版で減磁は少ないはずです。

見かけが綺麗ですが、断線しています。

分解して、大まかにクリーニングしました。

酷く破損したボイスコイルです。コーンアッセンブリーは破損していますが、非常に参考になります。

現在制作中のパラゴンレプリカのバッフル板確認のために取り付けてみました。マグネットが無いので取付は楽です。

近日中に納品予定のパラゴンレプリカです。 

出荷前の恒例のリフレクター板・フロントレッグ+ホーンの仮取付です。

パラゴンの場合、リフレクター板が真ん中にきちんと納まらないいけません。

またフロントレッグ+ホーンの位置関係も 調和しないといけません。

この位置関係は、同じものを制作していますが、個体ごとに微妙に異なるので、微調整しています。

 

リフレクター板の浮き上がりが内容に調整しています。

リフレクター板を差し込むときにキズつけやすいのでこのような養生段ボールを添付しています。なお、キズ防止のため

リフレクター板底部にフェルトを貼っています。

フロントレッグの上部と下部が違和感なく設置することは難しいです。

ホーン内側も結晶塗装しています。

ロシアの侵略戦争を止めさせる手はないものでしょうか。

世界の英知を結集して、1日も早く停戦して頂きたいものです。

このようなことを切に思いながら、パラゴンレプリカの製作を進めています。かなり完成に近づきました。

 

 

 スピーカーパーツの販売を始めて20年余り経過しましたが、過去に一度も説明したことのない、型番の解説を致します。

型番には、材質や、サイズ、規格などが記載されていますので、パーツの選びの参考としてください。

1 エッジワイズボイスコイル(リボン線巻ボイスコイル)

例 #1810-8・・・1810は型番、 8 は公称インピーダンス

 

2 丸銅線巻 ボイスコイル

例 KVC 6055-8・・・KVCはカプトンボビン仕様 6055は型番、 8 は公称インピーダンス コイルは2重巻

 

3 フラット ダンパー

例 FS 7000 C・・・FS  フラットダンパー 、7000  7.000インチ外径、C  堅さ 中庸

ダンパーの堅さは5種類あります。A:柔らかい B:柔らかいが中庸に近い C:中庸   D:中庸より堅い E:堅い

 

4 カップ ダンパー

例 CS 4635 C・・・CS  カップダンパー 、4635  4.635インチ外径、C  堅さ 中庸

年度末に パラゴンレプリカのレストアー分を出荷してひと段落しています。

更に今月末を目途にパラゴンレプリカの製作を進めています。

一方でC41 アンジェラス レプリカも販売中です。 

今回は、販売中の個体を紹介いたします。

 

米松合板にウォルナット突板を貼っています。今回の製造ロットでは、パラゴンレプリカに反映するための新しい仕上げ方法を

採用しています。オーディーズオイルを突板に塗布してオイル仕上げにしてみました。

オイル仕上げと言ってもべた付きは無く、落ち着い仕上げになりました。

天板→両側板に木目が流れています。

裏蓋は、4ヶ所木ネジ留めです。バッフルには、JBL 075等用の直径約80mmの開口を空けています。

また合板の接合箇所は、強度が出るような接合方法を作用しています。

3本のアルミレッグは、ソリッドで、旋盤で加工したものです。 4Mネジで箱に固定します。 板面のキズ防止のため

フェルトを付けています。

裏蓋は、12mm厚ノAC級米松合板です。約5mmセットバックしています。

バッフル板は、AC級米松合板を削って制作しています。 厚さは不均一で、21mm~26mmくらいです。 

 

パラゴンレプリカの出荷準備を行っています。

お客様の方で組立設置するので、スムーズに行えるように作業のポイントのメモを貼り付けています。

 

前脚や後脚の取付位置は決まっていますので、各種ネジで取り付けます。 

取付位置についてメモを貼付しています。

左右本体を横倒しにしてパレットに載せました。パーチクルボード製ですので、かなり重量があります。

パレットに載せて、これから本格的に梱包に取り掛かります。

レストア パラゴンレプリカ(通算第4号機)の出荷前のルーティン作業を行いました。

組立は、お客様が行いますので、その予行練習です。

この作業は、お客様のところで不備があると困るので、出荷前に必ず行います。

実は、パラゴンの美しい姿を再現するので、楽しい作業です。

主な作業は、左右の箱を合体させて中央にリフレクター板を差し込むこと、左右のフロントレッグとを取付けて 見ることです。

リフレクター板の装着のポイントは、浮き上がらないで所定の位置に納まるかです。 

フロントレッグは、上下が分離していますが、美しく直立するかがポイントです。

 

 

 

昨日の福島県沖地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

コロナ禍、ウクライナ侵略戦争、地震と、2年前から世の中がおかしいですね。

早く、安全で何処にでも行けて、何でも手に入るようになれば良いですね。

 

パラゴンレプリカのレストア進めています。

 

まず、外側のスプレー塗装しました。これで終わりではありません。 欠点が発見されると再塗装します。

フロントレッグもスプレーで再塗装しました。

外側を養生して、艶消しブラックでスプレー塗装します。 これでパリッとした艶消し黒になります。

アウターホーンの出口付近は、良く見えるところなので、特に慎重に仕上げします。

リフレクター板は新たにウォルナット突板を貼りました。今回の突板は、左右対称のブック貼です。 4枚の生の突板

を縦に並べて、幅1220mmの1枚の突板に仕立てています。つまり奇数枚が貼られているものよりも、偶数枚の方が歩留まり

が良いことになります。

最近は、コロナよりも、ウクライナ情勢が気になっています。 

ロシア軍の暴走で、核を使用すれば第3次世界大戦が 起こらないか大変心配しています。

何とか平穏を取り戻したいですね。

早3月中旬ですが、少し気温が上がると制作意欲が出てきます。

気温15度くらいですと、肉体作業の場合、半袖で作業するので爽快な気分になります。

昨年5月に隣県のお客様から引き取ったパラゴンレプリカ(パーチクル製・通算第4号機 

2017年6月製作)のレストアに着手致しました。

これから数回レストアのレポートを行って、お客様へ納品できる状態に仕上げます。

この通算第4号機は、大事に使用されていますので大きなキズ、欠け等ありません。 

しかし、塗装の塗膜が剥げる等の小キズがありますので、その補修を行います。

具体的には、塗装の経年劣化のリニューアル化が主な作業です。

つまり、塗装は、紫外線・湿気等で少々劣化していますし、その上空気中の汚れ分が付着しているのです。

表面をサンドペーパーで研磨して新たにトップコートを塗布する予定です。

ネジ類も錆があるものは、新品交換します。

 

埃で汚れていますが、基本的に全く問題ありません。 突板の状態は、問題ありません。

リフレクター板は、表面と裏面は、突板を貼替ました。黒く塗装している箇所も汚れていますので、クリーニングして新たに塗装

します。

突板を貼り換えました。内側に湾曲していますので、貼りにくい箇所です。

3月に入り、この時期毎年スッキリして仕事再開です。個人と法人の確定申告を終えたからです。

 

 2月に少しずつ制作していたC41 アンジェラス レプリカ ボックス が完成して販売開始致しました。

C41 アンジェラス レプリカ ボックスは、パラゴンと同じウォルナット突板を使用しています。

仕上げ面が狭いので、試験的に新しい仕上げ方法を採用することができます。

パラゴンでは、仕上げ面が広くて失敗できないので、 慣れていない未知の仕上げ方法は取れないのです。

今回は、超高級オイルのオーディーズオイルを突板に塗布しました。

杢目が良く浮き出て、適度な輝きがあり、しかも表面が滑らかになります。 

オイルといっても浸透していますので、べた付きはありません。

 

是非ご検討下さい。

 

 

 

 

 

 

 

この時期、工房内は10℃前後で作業が停滞気味です。

それに加えて、法人税等の確定申告月です。

従って製作作業が進みません。パラゴンの作業は、全く進捗していません。 

決算申告など税理士に任せれば楽なのですが、私自身税理士資格 (未登録)を持っているので、

他人に任せることができず時間を掛けて申告書作成まで私が一切を行っているのです。

そのような時期ですが、後述のオーディーズオイルを入手して、納得いく仕上げ方法が出来ました。

これまで、いつも製作過程で仕上げ方法に苦心していました。 

時間を掛ければ良い仕上げになるのかといえば否です。

このオイル仕上げは、時短ですが、納得いく仕上げです。ただしオイルは高価です。

 

杢目が良く浮き出るオイルです。 オイルといってもべた付きは皆無です。

表面は、滑らかな肌触りです。

オーディーズオイルです。 高価ですがそれなりの仕上がりです。 突板に単にこのオイルを塗布して

仕上げたのではありません。 別のいくつかの行程を経てこの仕上がりになりました。

並行してアルミレッグも製作しました。アルミの表面を滑らかにするために研磨しています。

C41 アンジェラス レプリカ ボックス  新作 制作中です。

 

ACサンド級(グッドワンサイド)の米松合板にウォルナット突板貼りです。

オイル仕上げ または、ウレタン塗装予定です。

 

バッフル板は、厚さが不均一で約20mm~約25mmです。杢目の流れ交差させて突板を貼っています。

側板→天板 →側板に杢目は流れています。 

 

現在、C41 アンジェラス レプリカの制作中です。 

やはり材料で新しいものを試したくなります。

今回は、評判の良い オーディーズ オイルを買ってみました。 

このオイルは、アメリカ製で木材はもとより、金属、皮、その他ほとんどのものに塗布できるとラベルに記載があります。

今、流行っている木工技術は、エポキシレジンと木材を組み合わせて一枚板にしてをテーブルや家具を製作するというものです。 

その動画を見ていて、このオーディーズ オイルが使用されていたので、使ってみたいと思ったのです。

これから本格的に使用してレポートします。

 

高級そうな金ラベルです。

落ち着いた良い香りがします。 

C41 アンジェラス レプリカ ボックス  販売中です。

この個体は、マホガニー突板にマホガニーステイン(着色剤)を塗布したものです。

 

JBL 075は、含まれません。 マホガ二―突板は、赤が強調された発色です。50%艶消し塗装を施しています。

 

裏蓋もAC級米松合板(通称:グッドワンサイド)を使用しています。

片方3本もアルミレッグは、旋盤で削り出したものです。

JBL 075は、4本の19㎜木ネジで固定します。フェライト版は、マグネットが邪魔して直接、取付出来ません。

その場合は、アダプターを介して取付下さい。

昨年9月頃から主力のウレタンエッジ製品などの入荷が定期的ではなく不順になりました。

メイン取扱製品なのに数ヶ月入荷しなかったり、入荷しても数量が少なかったりして、お客様に大変お待たせしています。

更に今年2022年年初から国際物流の運賃がこれまでの2倍近くに跳ね上がりました。

具他的には、確かに値上げなのですが、これまでの優遇運賃(割引運賃)が廃止されて 通常運賃の適用になったのです。

しかも、例えばコロナ禍前は、3~4日でアメリカから入荷していたのですが、

コロナ禍後では、航空便の本数や貨物の取扱量が減少したので、航空便の経由地が増加して、配達日数が7~10日と遅くなりました。

以前ならば貨物の遅延はクレームを入れていましたが、コロナ禍の現状では、皆が影響を受けているのでそれも出来ません。

更に運賃が上がれば、お客様にはたいへん申し訳ございませんが、販売価格に転嫁せねばならず困った状況になっています。

 

昨年末に、購入して稼働してなかった、スモーカー(燻製器)でプルドポーク 作ってみました。

今回は、成功でした。実は、前回のブリスケットの燻製は、焼き上がりが、パサパサで失敗でした。

安価な豚肉を低温で長時間燻製して、焼き上がりの肉をフォークなどで細かく引き裂いて調理する料理です。

 

デンマーク産 肩ロース 1.6キロ です。 失敗を恐れて少量で調理しました。 前夜に、胡椒と岩塩他をすり込んでいます。

塩は専用の岩塩です。 テキサス産で、まろやかな塩味のものです。 テキサス BBQに必須のものです。

火起こししています。慣れないせいか、時間が掛りました。 専用のチムニースターターを使用しています。

肉を低温燻製中です。 温度計で、肉の内部の温度を常時モニターしています。 

温度管理は、この調理には最重要で、これは、前回からの改善点です。

更に、肉の外皮の温度も計測した方がベターです。

当初内部温度14℃で、目標温度71℃です。 到達したらアラームが知らせてくれます。

こちらは、燻製器の温度計です。約160℃を計測していますが、肉の表皮は、130℃くらいでしょう。

71℃に到達したので、アルミホイルに包んで更に加熱です。アルミホイルが小さいので、漏れが無いように紙で包んで

います。目標温度は90℃です。そこまで加熱すれば燻製器から取り出します。

焼きあがった肉を2時間ほど、保冷バックで休ませて、フォークなどで肉を細かく引き裂いて完成です。 ピンクに見える破片が

外皮の内側のスモークリングの箇所です。 美味しかったので、つい食べ過ぎましたが、胃もたれもなく消化は良いようでした。