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リコーンキットのボイスコイル(以下VCと略します。)は、DCR(直流抵抗値)が近似値のものを選んでお届けいたします。
これまでリコーンキットをお客様へ出荷する場合、製造日が同じまたは、近い日のVCを組み合わせて販売していました。
それを改め、これからは、DCR(直流抵抗値)が近似値のものを選んでお届けいたします。
最近入荷しました#1808-8(JBL D130用 アルミ線ボイスコイル)全6個のDCRを確認したところ、6.0Ω~6.5Ωまでばらつきがありました。
在庫数量の多いVCは、選別できますが、在庫数量が少ないVCは、選別できませんので手持ちのペアーを販売せねばなりませんので、その場合はご容赦下さい。
来月、東京で大学生活を送っていた次女が無事に卒業を迎えます。
ここ数年は、娘たちの大学入学・卒業や会社の設立、事業の本格化と慌ただしく日々を過ごしてきました。
次女の就職を機に、また我が家の新しいライフスタイルが始まります。
お陰様で、日本各地の個人・業者のお客様からのお問い合わせを数多く、頂くことができるようになり、さらにお客様のご要望にお応えできるように頑張りたいと、気持ちを新たにしています。
そうそう、春から夏までにできれば、スピーカーパーツの第2弾カタログ作成を計画中です!
ご期待ください!
来月の娘の卒業式には、私が娘の着付けをする予定ですが、うまくできるか心配です。今から練習しなければ・・。
久々の数日の東京滞在が、楽しみです。
JBL LE8-1用のエンクロージャーの製作 も第3回目になりました。
バッフル板が完了して、ボックス内部の補強も行い、バッフルとユニットを取り付けて試聴まで行いましたが、試聴結果は、後日報告いたします。
この箱の容積は、44.8㍑で、ダクトは、直径74㍉長さ20㌢で製作しました。
ユニットを取り付けた状態で重さ17㌔です。
ダクトの大きさや、補強梁の入れ方等は、JBLのエンクロージャー製作マニュアルを教科書として作成いたしました。
写真は、ボックスに補強梁を接着剤で取り付けているところです。補強梁は、すべて米松の無垢板です。
バッフルにユニットを取り付けていよいよ試聴です。まだまだ、塗装仕上げ等の工程が残っています。
スピーカーパーツは概して軽いのですが、反対にピエールクランプは、鉄製なので長いクランプは、非常に重くなります。
重く長いクランプを、複数本を輸送する場合、梱包用テープで縛るだけでは、輸送中にその重みでバラバラになることがあります。
そうならないように、当社では、エアキャップとダンボールでクランプを包装し、更に フィルムで巻いて梱包しています。
使用しているフィルムは、基本的にキッチン用のラップと同じです。
薄い材質ですが、重い複数のクランプでも巻きつけると一体化して確り梱包できます。
重いクランプでも丁寧に梱包して発送いたします。
このような荷姿で発送しています。
JBL LE8-1 エッジ交換 兼 オーバーホール 完了しました。
ビフォーの状態です。
フレームには、黒の塗装がありましたが、アセトンで剥離しました。
黄色いエッジは、木工接着剤のようなもので補修されていましたが、カチカチでしたので、除去しました。
白く着色もしました。
アフターの状態です。
現在作成中のボックスに入れて撮影しました。
ビフォーと比べて見違えるようにキレイになりました。
このJBL LE8-1には、LE8-Tのようなナイロン線のガスケットは、ありません。
またコーン紙が少し小さいのでエッジのロールの内側に余白が出来ています。
今日は、当社のJBL LE8-1のエッジ交換作業を行いました。
38㌢とは違い、作業の対象がかなり細かくなります。
エッジをフレーム側に接着して、コーン紙の裏側に接着剤を塗布する作業が、スペースが狭いため困難になります。
綿棒や筆で接着剤を塗布すると、塗布してはいけないところにまで、接着剤ついてしまい面倒なことになります。
そこで、オルファの切り出しナイフの先端をカットして、やすりかけして、へらのようにしました。
接着剤をそれに載せて狭い隙間から塗布できました。
これなら使えると思います。如何ですか。
今日はバッフル板を加工しました。
米松合板(11.1ミリ厚)を2枚重ねて接着して、LE8-1用の直径179ミリの穴と、ダクト用の直径74ミリの穴をスクロールソーで開けました。
厚さが22ミリですので時間がかかりましたが、正確にカットできました。
LE8-1は、フロントマウントを行い、固定ネジ用の穴も直径195ミリで4方に開けました。
また、補強用の梁を米松無垢板から切り出しました、音色に影響すると思い、比重の重い木材を選びました。
加工中のバッフル板。右側は、表です。左は、裏です。表面の一部にパテを塗っています。完成が楽しみです。
バッフル板のLE8-1用の取り付け穴です。厚さが約22ミリ米松合板ですので、スクロールソーで時間をかけて正確にカットしました。
当社では、下記のフィックスドエッジコーン紙を使用したリコーンキットを販売しています。
6種類のフィックスドエッジコーン紙をご紹介いたします。
#Altec 755用 コーン紙 ダストキャップ 一体型です。
#JBL D131用 コーン紙 30センチ口径です。
#JBL D130用 コーン紙 次の2種類があります。新タイプは軽量コーンです。従来型は、確りしています。
#JBL 150-4C用 コーン紙 D130よる奥行きがあるコ-ンです。
#Altec 515(A)用 コーン紙
本日お客様から、ボイスコイル(以下VCと略します。)の厚さは幾らかというお問合せがありました。
恥ずかしながら殆ど測ったことがありませんでしたので、測ってみました。
以下当社の代表的なVCです。データシートには、今後随時記載するようにいたします。
型番 最大厚さ 厚さ 特長
#1808-8 0.9ミリ 0.75ミリ アルミリボン線エッジワイズ
#1810-8 0.8ミリ 0.7ミリ 銅リボン線エッジワイズ
#1850-8 1.0ミリ 0.8ミリ 銅リボン線エッジワイズ
#1860-8 0.9ミリ 0.8ミリ 銅リボン線エッジワイズ
最大厚さとは、VCのコイル部分には、リード線引き出しのため2重になっているため厚い箇所が1箇所あります。
ユニット本体のマグネットギャップとの比較でご参考にしてください。
JBL LE8-1 エッジ交換に取り掛かりました。
まず、ご覧ように、経年変化で汚れているので、エッジ周りをクリーニングしました。
なんとフィックスドエッジになっていました。
これは、前オーナーが、エッジにひび割れが出来たので、それを穴埋めすべく、黄色い接着剤でエッジ全体をコーティングしていたので、エッジが硬直して、コーン紙が全く前後に動かない状態になっていました。
こんな酷い状態にも拘らず、低音は出ませんが、切れの良い音質で鳴っていました。
フレーム前面の黒塗装もはがしてキレイになりました。
LE8-Tのようにヘアーライン仕上げでは、ありません。
金型のあとが残るフレーム前面です。
今日はここまでしか出来ませんでした。
下の見える黄色い物は、取り去った硬直したエッジです。
今日は業務の合間を見て製作中のアウトフィ-ダーテーブル(テーブルソーの補助テーブル)の天板を取り付けしました。
そしてテーブルソーの隣に設置してみました。
テーブルソーは、工房のメインの機械で、大きい合板や長い木材を縦挽き(リッピング)するので、このような補助テーブルが無いと木材が跳ね上がったりして非常に危険です。
安定して木材をカットするために必ずこの補助テーブルが必要です。
グリズリーの3馬力のテーブルソーとアウトフィ-ダーテーブルです。
後ろから見たところです。天板は、米松合板であり、扱う木材の滑りが良くないので、更に上にMDFを載せます。
本日は、節分で、皆様と同様に恵方巻きを食べ、豆を食べました。
ただし豆を、買い忘れましたので、納豆(甘納豆ではなくおかずの納豆)を年の数より大分多めに食べました。
今日は、休日で木工作業に集中できました。
組み立てテーブル(スピーカーや家具の組立て用)とアウトフィーダーテーブル(テーブルソーの補助テーブル)を組み立てました。
まだ完成ではありませんが、完成すると木工作業の効率が良くなります。
組み立てテーブルです。天板が、長さ270センチ幅90センチです。
長いので弛む可能性があり、更に補強する予定です。
アウトフィーダーテーブルです。天板が、長さ150センチ幅120センチです。ひっくり返して裏側です。高さ調整可能な、足をつけました。
棚板には、ACサンドかけ合板を使用しました。
当社のリファレンススピーカーとして使用してきましたJBL LE8-1のボックスを製作することになりましたので、その製作過程を何回かに分けてレポートしたいと思います。
一から製作するのではなく、以前に製作していたボックスを利用して、JBL LE8-1が良く鳴る箱を作ろうと考えています。
最終的には、JBL モニター調の外観、つまりあの独特ブルーのバッフルに、ウォルナットの突き板でオイル仕上げが、目標です。
ベースとなる箱は、3年前に建材用の12.7ミリ米松合板を2枚重ねにして、25.4ミリ厚の板で製作した小型のボックスです。
建材の余り物ですから、節が多く汚れています。しかし、オール米松合板ですので 良い音が期待できそうです。
写真は、今回の製作プロジェクトのベースとなる箱です。オール米松合板 25ミリ厚で非常に強固なボックスです。
この余りキレイではないこの箱が、どのように変身するかご期待下さい。
これは、JBL LE8-1 です。色は違いますが、どちらも同じです。エッジが劣化していて交換が必要です。
近いうちに交換のレポートも行います。
”大人には聞こえない音”という動画がありましたので見てから 聴力の判定をしました。
これは、モスキート音という高周波の音を聞かせ、周波数を段階的に高くして、どこまで聞こえるか、という実験動画です。
因みに、
60歳台は、10,000ヘルツまで聞こえる。
50歳台は、12,000ヘルツまで聞こえる。
40歳台は、14,000ヘルツまで聞こえる。
30歳台は、15,000ヘルツまで聞こえる。
20歳台は、16,000ヘルツまで聞こえる。
10歳台は、18,000ヘルツまで聞こえる。
10歳未満は、20,000ヘルツまで聞こえる。というものでした。
私は50歳代後半ですが、14,000ヘルツまで聞こえたので聴力は、40歳代と言うことですが、20,000ヘルツまで聞こえると思っていたので少し残念な結果でした。
この実験が適正確かめるために、娘(20歳台前半)にもやってもらいましたが、年齢並みの結果でしたので、適正な実験なのでしょう。
さてスーパーツィターなどは、60,000ヘルツまで伸びているものがありますが、この実験結果から年配の人にはスーパーツィターなど、不要でしょうか。
いえそんなことはありません。本当は超高周波は、聞こえてないかも知れませんが、オーディオ機器の再生音には、大きく影響しています。
皆様のお耳年齢は、何歳台でしょうか。
お客様のご要望で直径45ミリの小さい紙製のダストキャップを納品いたしました。
ちょうどご希望のサイズのダストキャップの取扱がありませんので、やや大きいものをカットしました。
じつは、大きいダストキャップから切り出せば良いというものではありません。
小さいダストキャップは、小さい也に出っ張りがあるので、大きいものから小さい口径のダストキャップを切り出せば、平たく不自然なダストキャップが出来上がります。
ですからそうならないために、出っ張りの大きいダストキャップから切り出すことが肝要です。
写真は、#DCP2200(左) から直径45ミリの小さいダストキャップ(右)を切り取ったところです。
アルミダストキャップと専用接着剤のセット販売を予定しています。
JBL D130用のアルミダストキャップ#DCA4100とダストキャップ接着専用瞬間接着剤#GA380(硬化促進剤のアクセレーターが必要なため セットに含まれます。) 価格は、3,800円 です。(単品購入よりも150円お得です。)
JBL LE8T用のアルミダストキャップ#DCA2100とダストキャップ接着専用瞬間接着剤#GA380のセットです。
上記の#DCA 4100と接着剤の内容は同じなので、詳細データは省略しています。
価格は、3,800円です。 (単品購入よりも180円お得です。)
現在、スピーカーパーツ組立用専用 瞬間接着剤 4種類セットで販売しています。
お客様のご要望で今後ばら売りもいたします。
#GA380は、ダストキャップ取り付け専用です。
ダストキャップの取り付けは、よく見える部分ですので、仕上がりが重要になります。
この#GA380は、少し練習して本番に臨めば比較的美しく仕上がります。
#GA422は、汎用の接着剤です。
ダンパーとマグネット、ダンパーとボイスコイル、ボイスコイルとコーン紙の接着に使用します。
GA#410は、高粘度の瞬間接着剤です。
ボイスコイルから引き出したリード線のコーン紙への固定に使用します。
この3種類は、いずれもアクセレーター(硬化促進剤)の塗布後10秒以内の噴霧が必要です。
ばら売りの場合も、各接着剤とアクセレーターは、セットで販売になります。
JBL D130用の新コーン紙(#D130LW)が入荷しましたので、お知らせいたします。
このコーン紙は、従来の物(#D130)より薄く軽量で、よりオリジナルに近いものです。
まだ、スピーカーに実装して音出ししたわけではありませんので、詳しいレポートは、後日報告いたします。
従来のコーン紙は、重量が約26グラムありまして、フィックスドエッジは、腰があり エージングが長時間かかる傾向がありました。
今回入荷したコーン紙は、重量が約20グラムで全体的に薄めに出来ています。
サイズは、殆ど同じです。フィックスドエッジは、柔らかめで、エージングは、短めですみそうです。
コーン紙がより薄く軽いのでD130特有の反応の速い、くっきりとした中低音が期待できそうです。
新着コーン紙のデータシートです。
従来のコーン紙のデータシートです。
どちらも同じに見えますが、右が新コーン紙(#D130LW)で、左が従来のコーン紙(#D130)です。外観上では、両者は、殆ど同じです。今後は、両者のコーン紙を選択制にして販売いたします。
10年以上前に、中古でこのマキタの30センチマイターソーを購入して使ってます。
丸鋸の歯は、交換しましたが、故障もなく使用しています。
機械のシールを見ると1995年製造です。ガレージ建設では、大いに役立ちました。
手挽き鋸では、不可能な切断が正確に簡単に行える優れものです。
しかも直径30センチの鋸歯ですので、少々の太い木でも余裕を持って切れます。
現在の同型機は、レーザー等が付いて使いやすいようですが、まだまだ使用できます。
当初、マキタの108歯のチップソーが付属していました。
延床面積100㎡の建物の構造材のカットをマキタの108歯のチップソーで行いましたが本当によく切れる鋸歯でした。
そして、約3年前にフォレストの96歯のチップソーに交換して現在まで使用しています。
フォレストのチップソーは、高価ですが、これも本当に良く切れます。
バターに熱したナイフを入れるような感触で硬い木材も切れます。
フォレストの宣伝では、通常のチップソーと比較して3倍の寿命があると豪語しているのも頷けます。
鋸全体が精密に製造されていて高級品という感じがして、使い捨てには出来ないと思います。
フォレスト社も切れなくなった場合は、再研磨するというサービスをセールストークに使用しています。
マキタの30センチマイターソー
フォレストの96歯のチップソー(見え難いのですが、フォレストの文字が見えます。)
マキタの30センチマイターソーでカットした木材
同じくマキタの30センチマイターソーでカットしたテーブル用の足
JBLは、15インチ口径(38センチ)のユニットが主流ですが、アルテックには、15インチと16インチ(40センチ)フレームが存在します。
ちなみにTADも16インチフレームです。
515で説明いたしますと 515((A)以下ABCと続くので(A)をつけて表示しているが、本来は、Aは付号していない。)と515Bまでは、15インチ口径です。
515C、515E,515-8G/16G、515-8GHPは、16インチ口径です。
さて、このガスケット#GFS 1530は、写真のとおり、38センチ用より幅広で16インチ口径(40センチ)に適合します。
片側で8個セットです。詳細データは、以下の通りです。
アルテック515B用のコーン紙を下向きにしてエッジに#GFS1530 を8個を配置してみたところです。ジャストフィットしています。
細部の写真です。