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猛暑の中、次の制作ロットの天板の木取り(合板のカットと組合せ)を行いました。
同じ合板から、左右箱の天板を使用して製作するのです。
実は、突板や黒塗装できれいな木目が 隠れるのですが、同じような材質で制作することでバランスを均等化したいからです。
122㎝X244㎝ の大判から切り出しました。 補修痕の無いものを選んでいます。 上が左箱の天板で、下が右箱の天板です。
既にロックマイタービットで接合部をカットしています。
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暑い日が連日続きますが、お変わりありませんか。
私は、先週末にパラゴンレプリカを出荷して短い夏休みを頂きました。
毎度のことですが、 パラゴンレプリカの制作は、楽しいのですが苦闘の作業でもあります。
製作に集中するあまり、1台出荷するごとに、心身共に燃え尽きて、 次の制作まで充電期間が必要なのです。
それで、パラゴン製作から1週間離れたわけです。
昨日から、次の制作ロットのパーツ選定作業を行っています。
米松合板の同じ板から木取りしたパーツになるようにする作業です。
6月に納品した関東のお客様から写真を送って頂きましたので、ネットショップに冒頭にアップいたしました。
お部屋の内装で、パラゴンの印象が変わりますね。 色の濃いフローリングと明るい壁に良く調和しています。
やはり存在感が素晴らしいですね。
075ツィーターは、特製のフレームで取り付けています。 また、ネットワークはJBL 以外のものをうまく取り付けています。スピーカーケーブルもドライバーとウーハーには太いものをご使用になっています。
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DCP 4310 再入荷致しました。 少し確りした紙製ダストキャップです。
近頃まで、製造中止と聞いていましたので、仕入先に発注していませんでしたが、
製造再開もあるので念のために取り寄せしたところ、入荷したものです。
DCP 4310は紙製ですが、触ると材質がやや厚く確りとした感じです。
剛性が高いので、変形が少ないと思います。
販売価格は、DCP4125と同じ2枚で1,260円です。
販売サイトはこちらです。→http://www.hobbies-n-things.com/product/606
比較のためのレギュラー品のDCP4125のデータです。
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納品を数日後に控えて、最後の仕上げを行っています。
今日は、フロントレッグのスプレー塗装を行いました。
塗料の粒子が小さいと仕上がりが良いです。
日によって気温や湿度で仕上がりが違うので、この作業は奥がとても深いです。
基材はウォルナット材で、色はマホガニーブラウン 半艶です。 塗装の粒子をご覧ください。
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7月24日(水)に待望の梅雨明けしました。それからあまり天気は良くなかったのですが、今日は朝から晴天です。
朝から蒸し暑いですが、スプレー塗装出来る環境になってきました。
来週末頃に出荷するレプリカの最終の塗装を行っています。
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納品が近いパラゴンレプリカの最終調整の写真です。
フロントレッグの上と下を繋ぐ黒リングをゴールドにアレンジしてみました。
なお塗装の欠点がありますが、今後修正します。
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注文しておいた ツゲ電機 テクトロン トランス が届きました。
以前から欲しかった完全オーダーメードの300Bシングルアンプ用のトランスです。
管球アンプは、良い音質から人気があるのですが、トランスメーカーは、採算が合わないのか撤退が相次いでいます。
タムラ・タンゴ・ノグチの主要メーカーも撤退や縮小しています。 かつてはラックスも撤退しました。
欲しい時に、本当に欲しいものが入手できなくなることが予想されるので、
思い切って私の夢を実現するトランスを、ツゲ電機様に製作してもらったのです。
大袈裟ですが、本当に夢の第一歩が叶ってたいへんうれしいです。
今回のオーダー品は、出力トランス 2個、パワートランス 2個、チョークトランス 2個です。
厳重な梱包を解いて確認したところ、どれも丁寧で精巧な造りであることが分かりました。
ツゲ電機様は、あまり広告宣伝しないメーカーですので、製品情報があまりありません。
今後数回に分けてこの素晴らしいトランスメーカーとそのトランスを紹介いたします。
とタンスは重いので、破損が心配でしたが厳重な梱包で全く問題ありませんでした。
シルバーのハンマートーン塗装にしました。塗装補表面は美しく強靭です。
パワートランスです。 300Bシングル用の端子配置です。 型番は、 Tー600ー350C/0.1 です。
T-600はトランスケースの大きさです。350は、コアボリュームの大きさらしいです。 Cは、コア材料のオリエント HI-B(ハイ ビー)
です。0.1は、コア材の厚さです。 厚さ0.1㎜(100ミクロン)の薄いコア材です。
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梅雨期も後半です。塗装作業したいのですが、今日も雨で出来る作業は限られています。
ツィーター用のハウジング取り付けました。
19ミリ厚の米松合板や無垢材で制作していますので、強固です。
4本の木ネジで固定しています。
バッフルには075用の取付ネジ穴を付けました。
サランネット付です。視覚的にアルミ色の075があまり主張しないようにしています。
375用クランプが見えます。フェルトを貼っています。
19㎜厚マリン米松合板の接合部には、木ネジとグルーブロックによる補強を行っています。
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納品に向けて作業を進めています。
連結用のウェッジクランプです。前に3個、後に3個 計6個で確り連結します。 この金具で左右の箱が一体化します。
中央の木目は、連続していませんが、ミラーイメージで、左右ほぼ対称です。
連結用ダボは、上に4個、前に3個 計7個出連結します。ダボの長さは2㎝で、確り連結します。
ホーンの結晶塗装も行いました。約200度の窯に入れて焼付塗装しました。
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梅雨最盛期で塗装ができませんので、左右のフロントレッグを取り付けてみました。
3次元の空間感覚で、特にフロントレッグ上部の位置決めを行いました。
ここがパラゴンの肝ですので、1日かけて慎重に行いました。
このダミードライバーが無いと、フロントレッグの位置決めは出来ません。 ドライバーはダミーで、TAD 4001と同じサイズです。
ホーンは、左右形状が異なります。 写真は右用ホーンです。 ホーンの結晶塗装をこれから行います。
右ボックスです。仕上げ前ですので、塗装の粗がありますのでご留意ください。
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パラゴンレプリカは、たいへん好評でこれ以上ご予約を受けられない状況になりました。
既にご予約して頂ているお客様には、たいへんお待たせしていますが、
制作を効率化して今後なるべく早い時期に納品したいと思っています。
ご予約の受付を当分の間停止いたします。今回は、なぜ停止するのかその理由を説明いたします。
工房の広さから、生産能力は、3台です。つまり3台のパラゴンレプリカを同時に同じ進捗で製作できます。
従って、3台分の制作を1製造ロットとしています。
既に9台分の材料カット済みですので、9台目までは、1年数か月以内に納品可能です。
しかしその後の10台目以降は製作予定がありません。と申しますのは、材料の調達が安定しないためです。
パラゴンは、特殊な金属パーツが多くて、その調達に苦労しています。
例えば、ホーンの製作は外注先にお願いしていますが、今後安定して調達できるとも限りません。
また、10台目以降は製作するとしても、材料カットに時間がかかりますので、恐らく10台目の納品は、2年後になると思われます。
更に個人的には、新たにハーツフィ-ルド レプリカ(初期型)の制作に挑戦したい意向もあります。
こういう 諸般の事情があり、パラゴンレプリカ製作 ご予約の受付を停止したのです。
ご検討中のお客様には、ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。
JBL LE25用 リコーンキット
弊社ベストセラーの一つ、 JBL LE25用リコーンキットについてご紹介したい、と思います。
恐らく JBL 4311 の 球数が多いのでそのリペア用として需要が多いのだと思います。
ボイスコイルの直径14.5ミリと小さい為、ミクロ作業になります。
ガスケットリングは2種類、揃えています。
4311用としては、スポンジタイプをお薦めします。グレーのスポンジ製で柔らかい素材です。
一方4311B用としては、ウレタンタイプとなります。こちらは、黒色でやや硬い目の詰まった素材です。
ご注文時にご希望のガスケットのタイプをお知らせください。
ご指定がない場合は、いずれかをお付け致します。
下の写真は LE25 用 リコーンキット 一式(各パーツ1ペア(2個)ずつ)です。
ガスケットはいずれか1タイプ(2個)をお付け致します。
近日中に納品予定のパラゴンレプリカの作業を進めています。
リフレクター板を装着しました。所定の位置に収めるには、少々調整が必要です。なお、塗装は仕上げ段階ではなく作業中です。
375ドライバーを保持するクランプ等です。フェルトを貼りました。
念のために、D130を取り付けてみました。これも1度やっておけば安心です。
ウーハーを装着して裏蓋を閉めてみました。
ここも見えるところですので、丁寧に塗装しています。
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ヤマハ1000M(JA3058A)用リコーンキットが新入荷致しました。
ご覧のようにコーン紙とダンパーの開口をボイスコイルの口径に適合するように 加工が必要です。
このコーン紙は、ウエットルックです。
コーン紙・ダストキャップ・ボイスコイル・ダンパーのキット内容です。
コーン紙は、やや厚めでかなり確りとしたペーパーです。ウエットルックです。
ボイスコイルは丸銅線仕様です。
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工房にあった3台のパラゴンレプリカの内1台を出荷しましたので、1台分の作業スペースができました。
久しぶりに突板の作業を行いました。これは木目の配置などが創造できる楽しい作業です。
まず使用する突板ですが、べニアとも言います。
使用する突板はほとんどが0.30㎜厚で、裏面に和紙が貼ってあり、均一化しています。
樹種は、ウォルナット材で業界ではWナットべニアと呼ばれています。
パラゴンに貼る面積は広いので、4X8版 (1220㎜X2440㎜)を使用しています。
左右均等になるように木目を配置しています。そのため歩留まりが良くないのです。
4X8版は大きいので パーツの大きさにカットします。 6枚のべニアで1枚の大判になっています。偶数の方が奇数よりも
歩留まりが良いのです。
ブック貼りしています。
木材を平らにカットしていますので、1枚を貼り次の1枚を反転して貼るとブック貼り出来るのです。ほぼ同じ木目ですが、
厳密には少々違います。着色すれば木目が更にくっきりします。
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パラゴンレプリカ 本日 お客様のもとへ出荷致しました。
工房には、3台の完成間近なパラゴンを置いていますが、1台出ていくと残り2台になりまして圧迫感が緩和される気がします。
運送には、ヤマトホームコンビニエンスの家財らくらく引越便を使用しています。
お願いしてもスピーカーシステムは、運んでくれないそうです。このパラゴンレプリカは、家具相当として運んでもらっています。
お客様の方で人手が足りない場合、簡単な組立も依頼することもできます。
左右本体の箱です。
リフレクター板です。
左右ホーン・前脚・後脚・ネジ類等の入った箱です。全部で5個口です。
3日後に嫁入りするパラゴンレプリカの前脚を念のために再度取り付けてみました。
フロントレッグの流れるようなラインをご堪能下さい。
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パラゴン レプリカを下の写真のように斜めポーズにさせています。
その理由は、重く垂れやすい塗料を使用していますので、一部の狭い面を水平にして塗装しているのです。
大きく重い箱ですのでたいへん手間ですが、仕上げの優劣に関わりますので手を抜けないのです。
ウオルナットの良い木目が出ています。右の箱は、これと同じミラーイメージの木目になります。
この水平面だけ塗装しているのです。
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今日と昨日は、梅雨期の中休みで晴天でした。
近日中に納品するレプリカの最終塗装をスプレー吹きで行いました。
その中でも、最も製作が難しいフロントレッグ 上部についてクローズアップします。
天板から側板に木目は流れています。この作業は、難易度がかなり高いです。
ホーンの縁が入る溝は、15度傾斜つけてほられています。
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昨日から今日にかけてフロントレッグの仮組立を行いました。
この仮組立は、フロントレッグの配置を決める重要な工程です。
仏像の制作に例えるならば、目を入れるような作業です。
つまりここが決まらないと残念なパラゴンになってしまうのです。
デリケートな作業ですので、1ミリでも位置がずれるとイメージ通りにならないことがあります。
従って、”調子”の良い日に行います。
この”調子”とは体調ではなく、作業感覚が研ぎ澄まされているかどうかのことです。
JBL オリジナルのパラゴンの設計図の通り配置すればよいのですが、
やはり1台ずつ木材の癖がありますので、現物合わせしてフロントレッグの配置を行うのです。
フロントレッグの上部ですが、オリジナルは、製作年代によってカーブの形状が異なるようです。
このレプリカの形状は、初期の設計図を参考にしましたが、図面よりもやや太く製作致しました。
本体やホーンの塗装は、途中です。これからも上塗りします。
ドライバーはダミーです。 TAD 4001と全く同じサイズです。
ドライバーを納めるところです。挟む形状のクランプになっています。設計図通りにフェルトを貼っています。
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