店長&スタッフ日記

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今年一番欲しかったものを遂に入手いたしました。

それは、 JBL ハーツフィールド(初期型)のひな型です。

ハーツフィールドには、初期型と後期型がありレプリカ制作を希望しているのは、初期型です。

初期型は、裏側がバラックのような少し残念な外観ですが、内部のホーンロードの設計は、天才のひらめきを感じる素晴らしいものです。

後期型は、設計図はかつてJBLがメトロゴン・パラゴンと同じく販売 していましたし、現在でも入手可能です。

しかし初期型は、設計図など存在せず、オリジナルを入手して、分解してコピーするしか再現できないのです。

これは、以前に職人さんがオリジナルをコピーして組み立てたものです。

日本にこのような珍品があることが驚きですね。

天板・側板・サランネット・底板・ホーン仕切り板等が欠落しています。

後期型の設計図と比較したところ共通のパーツもあるので、欠落パーツの正確な再現も可能です。

また、このスピーカーは、米松合板で出来ていますが、現在国内でも、アメリカでも設計に合致する品質の良い合板を入手することは難しいです。

アメリカでも、莫大な量の米松合板が流通していますが、希望する厚さの合板は、ほとんど製造されていません。これがネックですね。

 

上面がぽっかり開いていますが、内部構造を見るために蓋を外したところです。

前面もぽっかり開いていますが、職人さんが、内部構造を見るために切り取ったとのことです。このホーンロードの設計は、

正に天才的だと思います。よくぞここまでコンパクトにホーンを詰め込んだものだと感心する設計です。

W字形状の後期型と比較してこちらの方が、設計のすばらしさを感じます。

ウーハーのバッフル部分です。JBL 150-4Cを斜め下向きに取り付けます。音の出口は、25㎝X20㎝位で小さいです。

音の入口は、かなり狭いです。握り拳が二つ入るくらいです。入口を小さく絞ったホーンロードであることが分かります。

 

内部の艶消し黒塗装が終わりました。 大きいボックスですので、塗料も沢山使用します。

 

艶消し黒で塗装している箇所は、突板の部分と比べて外観上重要ではないと思われますが、アウターホーンの内側は、

正面から見える箇所ですから丁寧に塗装しています。オリジナルも丁寧に塗装が施されています。

外注先から、ホーンとリアーレッグ(後脚)の鋳造品が仕上がってきました。これから、ネジ穴を空けたり、研磨して仕上げます。

3台分 12個のリアーレッグです。右の金色レッグ2本は、手持ちのサンプルです。

このようにセンターにネジ穴を開けます。

確りとした堅牢な後脚4本で巨大なパラゴンを支えます。

ご覧のように、肉厚は、2.5ミリです。 薄い思うかもしれませんが、かなり肉厚で、堅牢です。

ネジの部分には、補強が施されています。

新規制作のホーン3台分6個です。

フロントレッグ6本を削っています。

スポークシェイブや、鉋で削るのですが 1日中作業しているので、手に水膨れができて痛いです。

しかし、美しい形状の脚になるので、作業は楽しいです。

見本となるJBLオリジナルレッグは、重さが790グラムに対して、このブラックウォルナット材のレッグは、平均で1200グラム以上です。 

従って材質が高密度で硬く締まっている良材です。

 塗装中のリフレクター板の前に並べてみました。 真ん中のレッグは、オリジナルです。 細部をオリジナルで

確認しな削ります。

 

先日、ウォルナット突板に着色したので、塗装仕上げの第一歩として、下塗りを行いました。

何回か、重ね塗りを行います。その作業で塗料が乾かせている間に、前足の削りも並行して行っています。

 

塗料を塗ると突板の良い色が出てきました。

今日は、暑かったのですが、大陸から乾いた風が吹いていたので塗装日和でした。

そこで、ウォルナット突板にステイン塗りました。

 

ニス等を塗っていないので、表面はザラザラです。 今後、下塗り、上塗り、研磨を施すと色合いが変化し、深みのある

良い色合いになります。

左右ボックス、リフレクター板にウォルナットの突板貼りました。

 

天板に貼ったところです。

 

木目の連続性が大事です。

木目が左右対称になるように貼ります。

このように細かいところにも、丁寧に貼っています。

リフレクタ-板の上の部分です。

ボックスの制作と並行して、各種パーツの調達を行っています。

ボックス制作の難度よりもパーツの調達の方が難しいくらいです。

 特にパラゴン用金属部品は、特殊で、一般の市販品は使えません。 

どれも特注品ばかりだからです。価格もオーダーメードのため高くなりがちです。

 

ウォルナットの突板です。 これは、リフレクター板用です。 木目が左右対称になるようにカットします。122X244の大判です。

これから、天板と側板に突板を貼ります。大きく外観が変わります。

調達した3台分の金属パーツです。写っていませんが、これ以外にホーンとリアーレッグがあります。

約2週間前に、完成品を関東のお客様に出荷しました。

その時から既に組立していたのですが、意外と進捗が良くてウォルナットの突板を貼り始めました。

前足用のウォルナット材、ホーン、リアーレッグもすでに調達済みです。

組立や突板貼りを手早く済ませ、塗装等の仕上げに余裕をもって作業したいものです。

昨年、11月に導入した ソニ― ハードディスクプレイヤーの操作が楽になりました。

新しいタブレットによるリモートコントロールが可能になったのです。

もっと早い時期に、取り入れればよかったと少し後悔しました。 

オンオフや選曲の操作が隣部屋でも可能です。

 第三製造ロットは、進んで天板の取り付けまで完了しました。

残る組立作業は、前面の湾曲パネル取付、低音ホーン開口周りのパネル取付、

ウーハーボックスのパーツ取付を残すのみになりました。

ゆりかごのような形状のアウターホーンを制作しています。

型に入れて曲げた合板を上下の板に取り付けて制作します。

簡単な形状ですがとても手のかかる作業です。

 

インナーホーンの中頃にあるウイング状の補強材です。あとの工程で手前に湾曲した壁を取り付けホーンロード

を形成します。

低音ホーンの入り口近くです。巧妙に大小パーツを組み合わせて、入り口は狭く出口は広くしてホーンロードを形成

しています。

第3製造ロット分(通算7~9台目) 制作中です。

未確認ですが、恐らく私が 国内で一番多くパラゴンレプリカを制作したと思っています。 

サイズなどは、図面を見ないと覚えていませんが、細部まで知る尽くしていますので 是非ご用命ください。

 

ツーバイフォー住宅と同じでプラットホームを作って壁を立てていきます。

これは、ロングリーチクランプです。約30センチ奥まで届いて締め付けできます。

白い部分は、糊が乾いていないのですが、ピッタリ接合しているので加工精度は良いと思います。

右箱の中央連結部分です。2種類の形状の違いグルーブロックを設計図通りに付けています。

底板と前面エプロンはインターロックでガッチリ接合しています。

何かここだけ見ると中途半端な様子ですがこれで問題ないのです。

 

パラゴンは、1950年台末期から1980年代前半まで製造されていたので、それに関連することの一部が伝説化しています。

 例えば、米松合板を使用した 個体は存在するかというものです。

通常のパラゴンは、主要材料は、パーチクルボードです。

米松合板を使用したパラゴンは、いかにも音が良さそうです。

米松合板は、日本国内では、入手が難しいので現在でも希少価値があります。

ヤフオクで最近米松合板を使用したパラゴンを見つけました。

こちらで確認してください。→ https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p536880789

全体的に仕上げがたいへん素晴らしくタダものではないオーラを感じます。

細部を見ていくと木材パーツが異なることが分かります。

一見してわかるのは、前足上部の形状です。

これは、最初期のモデルですが、該当箇所が細身で素晴らしい曲線になっています。

年代が下るほど該当箇所が太くなるようです。

今後、米松合板を入手してレプリカを制作してみたいものです。

 

私も、この太さの違いは、以前から気付いていたので、細→中→太の3種類を削ってみました。

同じ条件の写真ではないと思いますが、違いが分かりますか。

 

こちらは、第一製造ロットの前足です。設計図の通り削ったのですが、これが米松パラゴンのそれと一番近い形状です。

 

 

 

これは、第二製造ロットの前足上部です。直径を2ミリ程太くしてみました。

こちらは、試験的に太くなるように削ってみました。 こちらも良い曲線が出ていました。

お客様から、とても嬉しいお便りを頂きましたので、お客様のご了承を頂いて、紹介させて頂きます✨✨✨
https://blogs.yahoo.co.jp/rkv2k7/65928833.html
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梅雨の雨が降る土曜日の昼過ぎ、私の部屋ではJBL「LE-8T」から優美に
ナット・キングコールの歌が流れています。

すでに去年の秋頃に、御社のリコーンキットで長年壊れていたLE-8Tを
修理完了していたんですが、色々と多忙な日々が続いて修理完成の報告が遅くなりました。

遅まきながら修理顛末記、その悪戦苦闘をブログにアップいたしました。

Yahooブログ「散歩と真空管式アンプとジャズ&ロック」
「名器JBLスピーカーLE-8T」の復活
https://blogs.yahoo.co.jp/rkv2k7/65928833.html

このスピーカーには、特に思いが深く、私の過ごした青春時代、このスピーカーで
どれほどに優美な音楽生活を身近に過ごせた事か…
でも、そのスピーカーも年月と共に劣化し、貴婦人のようにエレガンスなスタイルも汚れてしまい
ボイスコイルも一本はショートしてしまい、それは死滅したようでした
やがて、押入れの奥で深い眠りに付いてしまいました…。

その後は、他社の、スピーカーに変えて、それはそれで素敵なんですが
やはり「LE-8T」に対する思いは簡単には拭えませんでした。

時の過ぎるのは早いです、やがて年月が過ぎて御社の「リコーンキット」を知り
もしかしたら、奇跡が起きるかもしれないと…

不器用な自分ですが、御社に恐る恐る発注し、やがて、キットは手元に届いて
そして、いよいよ、修理に挑戦!!

悪戦苦闘の末に、私としては奇跡に近い夢のような事に…
(リコーン・マニュアルが重要なヒント満載)

「LE-8T」は復活しました!見事に変わらないサウンドが私の部屋で
鳴り響いています(少し若返った音色)

本当に、ありがとうございました
御社のメンテナンス・キット「リコーンキット」は素晴らしいです
これからも、沢山の音楽好き、オーディオ好きの力になって下さい。

数年前に、廃盤になっていましたDCP 4125 ダストキャップが再入荷致しました。

このダストキャップは、JBL 38センチ用として最適で、以下の特徴があります。

1 直径が、106ミリであり、適度な大きさです。ボイスコイルが100ミリであるためそれをカバーし、なおかつ補修パーツとして、

オリジナルより2~3ミリ大きいためキズ(接着剤痕等)を隠せます。

 

2 直径が106ミリですが、大き過ぎず、装着した場合に締まって見える。

 

3 材質(紙質)は、薄めであるが、剛性・軽量で音色に色つけの傾向がない。